電力不足？アサガオ植えて辛抱の暑さ対策

昨日やっと北部九州も梅雨明け！途端に蛙の声が蝉時雨に変わり、いよいよ暑い暑い夏がやってきました。あんなに暖を求めた冬、今度は夏が来て涼を恋しがるとは身勝手すぎる！？環境に適応するのが人間なのですが、今年は例年の猛暑に加えさらに電力不足というハードルが重なり我慢の夏となるようです。

大自然に闘い挑むなんて無茶なことで、暑さ対策で軒先にアサガオやゴーヤを植えてる民家を見掛けるようになりました。クーラーは寝る時だけ、それも設定温度は２７～２８℃。日中は扇風機フル回転して、無駄な電源もこまめに消し、冷蔵庫の開け閉めは最小限にするなど家庭の消費電力の節約は徹底されつつあるようです。
それに比べまだ手ぬるい小売店も多く、１割削減は掛け声だけ？日中のクーラーも照明も点けっぱなし、夜間の冷蔵ケースの調整もなく、ほとんど手付かずの状況のようですね。暑つさだけはどうしようもできないと開き直り、ある路面店では客が暑がると２１℃で店内をジャンジャン冷やす始末、また食品スーパーではオープンケースで冷えてる上に冷房全開で冷え性客の反感を買い、電気代が多少加算しても仕方ないと諦めムードなのです。電力需要の多い企業ほどその責任は大きいはずなのに我が店ぐらいはという安易な妥協がまかり通ってるようです。

原発の犠牲は地元に任せて、稼動反対だけを唱える日本国民はちょっと無責任かも？新しいエネルギーができるまでは夏の暑さ少し辛抱しましょうよ。そう、未来を生きる子供達のためにもです。出張の朝、福岡空港出発ロビーにて。