新型コロナや価格高騰など諸々の「災い」が充満、「福」への願い込めて恵方巻を頬張る。寿司屋や惣菜店どころかデパートやスーパー、コンビニ、通販まで予約合戦を繰り広げて年々過熱気味のようだ。
節分の夜にその年の恵方(えほう→歳徳神の住む方角でその年に吉となる方角)に向かって、目を閉じ無言で願い事を思いながらまるかじり。因みに恵方は5年ごとの同じパターンで今年は「南南東」だとか。
起源は諸説あるが豊臣秀吉の家臣・堀尾吉晴が巻きずし食べて出陣、戦いに大勝利したという故事から具材は七福神に因んで「うなぎ」「伊達巻」「かんぴょう」など七種類の具を入れるらしい。ただ今の世の中「鬼」が多すぎて「福」に転じるには具材の数より恵方巻を何本頬張ったらいいのか?今晩の嬉しい悩みである。