「母の日」の起源は米国のアンナという少女が最愛の母の死に「生きている間に感謝の気持ちを伝えたかった」これがきっかけで広まったとされる。赤いカーネーションはアンナの母が好きだった花らしく花言葉「母の愛・母への愛・真実の愛」はご存じの通り。
『母に何を贈ろうと、母親からもらった「命」という尊い贈り物に及ぶものではない。』(人類総ての名言)
幼子の死別経験から心配症で口喧しかった母、だが温かで優しく随分甘えさせてもらったものだ。介護ホームでも人気者の母は98歳で惜しまれながら永眠。そんな母の七回忌も無事に終わり、「命」を授けてくれた母への感謝に一輪の赤いカーネーションを仏壇に供える、生花の真ん中に彩り深めながらまるで微笑んでいるようだ。