寒くなれば恋しくなる鍋物!カットした食材を鍋にぶち込み味付けする手軽料理は冬の定番。メインは豚肉か鶏肉、生魚や魚介類など様々で水餃子や豆腐にコンニャク、白菜など野菜類を入れるのが我が家流。蟹・海老、博多名物の水炊きやモツ鍋などはめったにない。
一番重要な味付けは「鍋キューブ」(鶏出汁・うま塩&コク醤油)、個人的には食が進むキムチ味、チャンコ味、あっさりポン酢も偶にはいい。締めはきしめん風うどん、餅、雑炊で生玉子を落とす。
鍋を囲むとほっとした気持ちになるのは不思議。きっと温か食卓の煮炊む音、食欲そそる風味、湯気の間の互いの顔や日常会話が幸せ感を醸し出すのだろう。食材や味付けなどいろんな工夫や進化でオリジナル鍋のレパートリーは広がってゆく。
夫婦で口論したり気まずくなったら「今晩は鍋にしよう!」と言い出してみるのも仲直りの秘訣。冷蔵庫の残り物処理に持ってこいの鍋料理は家事ストレスも軽減してくれる、世の奥様には歓迎される筈である。