新型コロナによる行動制限の撤廃、円安、インバウンドの増加などもあり外食需要は緩やかな増加傾向と思っていた。だが、物価高や人手不足などの影響で事業に行き詰まる飲食店が相次ぎ倒産が急増しているらしいのだ。
どんなに事業資金あろうと売上低迷、経費増大、支払圧迫が続けば運転資金は不足、資金繰りが回らくなれば資金ショートという最悪の事態、倒産が待ち受けている。
倒産の原因「不況型」は全体の88.5%を占める。売上高以上に食材費、光熱費、人件費などコスト増加も背景にある。物価高に加え深刻な人手不足で店舗運営が困難になるケースもあり、取り巻く経営環境は厳しさを増している。今後は「人手不足倒産」の発生も予測され益々の苦境が追い打ちを掛けそうだ。