ジムを思い立って明日でまる一年、今も時間を見つけて通っている。普通の人は身体を鍛え健康維持で続けるのだろうが私の場合はいささか違う。身体も大事だがどちらかと言うと頭の活性が目的、ひたすら無になり身体だけを動かすことはない。
この仕事は発想業、複数の決算書、経営案件、座学のカリキュラムが駆け巡り熟睡を除けば一日中頭を働かすことばかり。そんな思考中、ぶち当たったり、頭の切り替えをしたい時などに欠かせないのがトレーニングジム。不思議と打開策が閃き新たなアイデアが湯水のように湧き出るのだ。
だからと言ってジムの手抜きはしない。真剣にルームランナーを歩きエアロバイクを漕ぐ、筋トレもやっている。ただ意識はそこにあらず、リラックス効果も手伝ってか幻想世界の扉を開け遊泳する。一人悦を覚え頭切り替えるには持ってこいの場所なのだ。