コロナ禍下火の忘年会シーズン、一次会は付き合い程度にさっと切上げ二次会なしで家路を急ぐパターンといったところか。忘年会を当て込む飲食店や接客業は獲らぬ皮算用してぶんどり合戦、あの手この手と知恵絞って集客や売上拡大を狙うことになる。
なんと企業の7割が「忘年会なし」!残り3割も一次会のみで自由解散らしい。飲食業界はGotoイート事業やワクチン&検査パッケージで反撃を開始したいがどっこい客は躍らない。それより居酒屋やパブスナックなどの店舗数は2割も減ったという現実、実に厳しすぎる年末年始の様相だ。
「年忘れ」が初めて使われたのは室町時代の「看聞日記」という書物、「忘年会」は江戸時代に仲間と酒を酌み返したのが始まりらしく一年間の労をねぎらい新年に向けて新たな気持ちで臨もうというもの。最近の若い世代は会社や上司とのノミュニケーションを嫌い、プライベートでタイム&マネーを要求!?個人主義が罷り通る世の中になったものだ。