今年の総合実務科の訓練生は孫ぐらいの年齢、取りあえず顔と名前を憶えることから始める。障害歴や性格など偏った見方が先行しないようできるだけ自分の眼で確かめることにしている。緊張走るオリエンテーションだが興味を持って和気あいあいと学んでもらえればなによりだ。
日本経済の大ピンチ!企業数は変らずとも少子化で労働人口が大幅減少。元気な高齢者や軽度の障害者も大切な労働力と言うことだ。因みに40年後の労働人口は現在よりも4割も減少すると予測されている。
障害者のボランティア活動も6年目、卒業生の現況は知らないがそれぞれ頑張って働いていると聞いている。就職先は店舗スタッフ以外の業種も多いそうで共通する実習が現場で役立っている筈、基礎さえマスターすればあとはOJT教育がカバーしてくれる。今年も盛り上がる教室にして知識と技術を習得してもらいたいものだ。