徳ちゃん繁昌リポート

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【世相一言】増税決定前に何らかの打つ手?

2013年08月26日 | 出張先々
盆休みのツケが回ってきたようにいつもの忙しい日々が戻ってきました。盆の繁忙期は逆に暇を持て余して、クライアント先に行くのも邪魔もの扱い?そこで中元戦から盆商戦までのスーパーマーケットの状況を覗いてきました。

回ってみて改めて気付いたのはパイは一緒でも過剰なオーバーストア?年中無休の24時間スーパーにコンビニ、ドラッグストアやディスカウントストアなどの異業種参入もあり、どこも昔みたいな賑わいはないみたいでしたね。仲買市場が休んでも鮮度技術は格段に改善して盆だからと慌てて買う必要などありません。それでも平常月や普段より客数も客単価も期待できる盆商戦、易々と競合店には負けたくないというのは本音でしょうが、前年維持もかなり厳しいのが現実のようです。
それよりも最近特に気になるのは同質化現象が一層強まっていることです。価格差しかないドライ食品やディリー食品は別格としても、生鮮四品がどこも似かよっていて面白くありませんよね。商品づくりも陳列方法も売り方も、オリジナリティがほとんどないのです。目を瞑って売場に立てばここはどこの店?と言われても特色のPOP見ない限り恐らくわからないのでは!?これでは競争に勝てるはずもありません。要は安易な安売り合戦をあちこちで展開しているってところでしょうかね。

消費税増税!?単価の低い食品類を扱う店は確かに不利と言えます。増税前の駆け込みもなく、単に価格転嫁の消費税では客の生活防衛で毎日の買物の数を減らすのは確実です。さらに価格の安いディスカウントに流れる?それこそデフレの坩堝じゃありませんか。政治献金で決まるとは思いませんが国民を代表する政治家の皆さん、増税決定前に明らかに何らかの手を打つ必要があるのでは!?

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