止まった時間をひとり占めしたような思い

毎月お邪魔しているクライアント先は鳥取県の県境、安来にあります。今回はスケジュールの都合で昨日の日曜日まで行ってきました。
ここはどじょうすくい安来節の発祥の地、まさしく小高い山々に囲まれた中山間地域で、長閑ないいところです。足立美術館は特に有名で横山大観などの近代日本画と、庭園絵画が一枚の掛け軸に見える日本一の庭があり、全国各地から多くの観光客がバスを連ねてやってきます。その足立美術館から橋を渡ってすぐの地点にさぎの湯温泉夢ランドしらさぎはあります。経営母体は安来市で、温泉は源泉かけ流し、そのほかにもプール施設・宴会・宿泊・研修会場・レストランなどがある複合施設です。土日に限らず平日でも多くの地域の住民のくつろぎの場となって賑わっています。

一応４人部屋という広すぎる和室に通されるとあとはひとり癒しの空間です。渡り廊下を進むとその先には温泉、別棟にも大浴場がもう一ヶ所あり、二ヶ所で岩造りの露天風呂を楽しめます。今日は欲張って２時間近く、それぞれに入りました。
目を閉じると湧き出る源泉の音。澄みきった夜空を見上げれば星の輝き、わずかな風を身体に感じ、縁台に横たわる。止まった時間をひとり占めしたような思いがします。この日は寒の縛りもありちょっと熱めの温泉ですね。湯上がりの缶ビールの喉越しも格別で、生きてるって実感する一瞬です。なんとも感激のシチュエーションです。
早めの朝風呂がまた最高でして！目の前に迫る山は少し赤らみ、秋の訪れを感じさせます。そう言えば今朝はかなり冷えこんでましたか。

仕事先での束の間のひととき、もちろん、企業コンサルタントとして結果のでるお手伝いもちゃ～んとやってますよ。