コロナ禍で今年は駅から送迎ということで障害者の雇用技能習得の教室が始まった。毎年20歳前後の若者ばかりだったが今回は立派な大人ばかり20代半ばから60代まで年代はいろいろ、知的障害者と言うことだが殆ど健常者と変わらない?ただ、日によって体調の良し悪しが激しいらしい。休まず授業を受けてほしいものだ。
初日は自己紹介と流通業界や労働人口の話を簡単に終わらせ、本題の基本的な接遇をロールプレイングで体験してもらった。参加することは楽しいらしく全員積極的に声を出し身振り手振りを繰り返していた。後半は売場を憶えてもらうためA4の白紙を配り定規をあてがい実際の売場図面を描いてもらった。そこから部門や商品分類をゲーム感覚で習得して行くのだ。
あっと言う間に授業時間は終了、今日の級長の終りの号令が飛んだ。もちろん分かり易くゆっくり喋るのだがソーシャルディスタンスのマスクを装着しているため意識的に大きな声が必要で、その内声が枯れるのではと心配する。実習用のゴンドラ什器など並べられた広い教室に講師の声が一人こだましていた。
さあ今日は別件の顧問先での営業会議、コロナや猛暑なんかに負ける訳にはいかないと空元気で出掛ける。