暑い夏と寒い冬どっちを好む?春は蝶、夏の蝉、秋の赤とんぼがよく似合う田舎風景は虫達が四季を彩ってきた。夏から冬へバトンタッチするこの頃は自然界だけでなく生活にも変化をもたらし寒い冬の支度を始めるのだが今年は気温高め?なぜか赤とんぼを一匹も観ない。
消える童謡「赤とんぼ」の情景・・・激減で消失の危機の「アキアカネ」(赤とんぼの別称)!殺虫剤普及や水田自体の減少も要因らしい。
絵に描く夕陽に照らされた茜の空、見上げると赤とんぼが物悲しく飛び回る姿は情緒的だ。まるで仏様の使いのようで罰が当たらぬよう慌てて指を隠した幼少の頃を思い出す。
中国の言い伝えでは「人体に羽が生えれば仙人になる」。老いぼれ凡人も仙人になれるのか?だが仙人になって何をする?ただ長生きするのではなく生きる目的見失ってはいけない!赤とんぼ見つけたら訊ねてみたいものだ。