仕事柄今までにも数多くの経営者と会い経営などのお手伝いをしてきた。苦労は当然だと創業者、苦労から逃げる事業承継者、苦労を買って夢描く起業家、指を折っても足りないが懐かしく登場する。頑固者だがやはり凄いのは創業者、どんな苦境にも負けてたまるかと強い意気込みが伝わったものだ。
『干からびたパンを噛り、涙水すすったものでなければ深い味わいは分からない。苦悩を体験し他人の痛みを知ってこそ真の経営者と言えるのだ。』(詠み人知らず)
お手伝いの中で比較的多かったのが御曹司、生まれながらの苦労知らず、幼少期から和牛や美食を味わい、有名大学を出て、外車を乗り回し、さしずめJC仲間と遊びほうける始末。用意された社長の椅子に座ると周りはイエスマンだらけ、猛暑の夏も涼し顔でマイペース?裸の王様はいつになったら目覚めるのだろうか。