芸術の秋だからと、大分出張の次いでに建て変わった大分駅から程近い大分県立美術館OPAMに足を運んだ。街角には秋の木漏れ日が差し込んでいた。
残念ながらサルバドール・ダリ展は終わって、3階フロアーでコレクション展、地元作家の作品が展示されていた。いつもながら酔いしれ、指間から覗き手で筆描く仕草、まるで芸術家気取りだ。一人ゆっくりの筈が、欧米人の団体が後から押し寄せ、突然に外国語が飛び交う。他国でもそんなに有名なのか!?順路に逆らい最初から鑑賞し直した。
絵画の遊び心が顔を出す。モノにならなかった学生時代の油絵、今度は水彩画に挑戦してみようか?出す相手も居ないが、その内に詩文か俳句とコラボして絵手紙でも書けたらいい。閃きだけは次々と湧くのだった。