サラリーマン時代とは違い事業独立してからは仕事の依頼の度に大きなリスクと両肩にプレシャー、頭の中はストレスという名の緊迫感が張り詰めていた。今だから話すが、胸張る遣り甲斐の仕事も案件数に比例し抱え込むネガな気持ちは増大、その重圧に押し潰されそうで必死にもがく毎日だった。
「何度救われたことだろうか。ただひたすら寝るという行為が心を支配するあらゆる怒哀を消し去ってくれる、魔法の特効薬なのだ。」(noriyuki)
どんなに逃げ道探してもどっぷり漬かった洞窟から中々抜け出せない。もっと自分を追い込み限界感じた時にはすでに草臥れ果て思考も完全にストップ、知らぬ間に深い深い睡魔に襲われていた。どれだけ熟睡しただろうか。目覚めると不思議!何もかもがポジティブに輝き、やる気に満ち溢れ、清々しささえ感じた。