今回の大雨でJRが不通、やむなく出張を延期したがこの機会に非常時の避難グッズを集めようと思い立つ。この時期はゲリラ豪雨の恐怖、指針によれば、テレビやスマホで気象状況や避難情報を収集し、避難のタイミングを決め、安全な場所へできるだけ早く逃げること。なお、逃げ遅れた場合や夜間など屋外避難は危険で近くの頑丈な建物の上階など安全な場所へ避難すること。わかってはいるが即決と行動できるかが問題だ。
悲惨な被害状況を知って他人事ではないとPCの避難リストをプリントアウト、赤鉛筆でピックアップすると避難訓練?まずは一日分を備えようと家中から掻き集める。大きなリュック2つがパンパンになって「重すぎて持てない」と妻、「火事場の馬鹿力」で大丈夫と亭主、妻はちゃっかり重たい物を抜いていた。非常食の乾パンとペットボトル、それに非常用のスマホ充電器も買わねばと会話は取り止めない。もちろん財布や通帳など貴重品はその時点で持ち出すことにした。
線状降水帯とは「次々と発生する発達した積乱雲群が列をなし数時間に渡って同じ地域に停滞或いは通過、線状に伸びる長さ50〜300 km程度、幅20〜50 km程度の連続的な大雨をもたらす」そうだ。数時間で経験したこともない記録的な豪雨、川の氾濫や道路陥没、土砂崩れ、洪水など引き起こし命の危険を脅かす。全国各地、いつどこで起こるか予測不能な天災、遅ればせながら最低の避難グッズを備えたものの本番にならぬことを祈りたい。