宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2006/12/28
職場では仕事納めのこの日、有給休暇を取って一足早く年末休暇に入りました。しかし前日の飲みすぎのため午前中はかなりの二日酔い。昼を過ぎてもあんまり復活しませんでしたがこの日は今年の宇ち多゛納め、宇ち納めの日にしようと決めていた日。15時過ぎに家をでて、立石に到着した16:30過ぎにはなんとか8割方復活してきました。既に暗くなりかけている立石の仲見世商店街、既に正月の飾り付けがされてました。



宇ち多゛の営業はこの日の翌日の29日まで。最終日の前日ということで混んでいるかなと思ったのですが、お店の前に行列は無く、なんとか鍋前の席にすっぽりと入り込むことができました。あんちゃんから「一本何入れる?」と。まだテッポウが残っているのですね。ハツを混ぜてお酢を入れていただきました。



梅割りはちょっと甘め。二日酔いにはちょうど良いです。一口すすると、ふわぁっと梅エキスの香りとともに二日酔いもすーっと醒めていくような感じ。いやあ、完全に迎え酒だなあと思いつつも、徐々に復活していく自分を実感できます。テッポウもハツも、さっぱりしていてイイ感じ。さらにさっぱりと、大根お酢をいただくことにします。



今日の大根は柔らかめでとっても甘いですね。いつもながら、宇ち多゛の大根は漬かり方といい絶品です。そして、次に何をいただこうかなと、今年一番印象的だったツルタレをもらうことにします。「ツル、まだありますか?」とマスターに尋ねると、「ありますよ」とのこと。「それではタレでお願いします」とお願いします。



そしてやって来たツルタレ。この日もぴかぴかジューシーなルックス。いやあ旨そう。この時点ですっかり完全復活です。やげんの七味を振りかけて、串から外して一口食べるとやっぱり絶品。ちょうど梅も空いて二つ目はぶどうでいただきます。



やっぱり甘め。ツルとおしんこを堪能しながら、甘めのぶどうをすすります。ぶどうは梅よりも甘くなくてドライな感じ。今年最後の焼き物を何にしようかと考えつつ20分ほどかけて二つ目を空けて、三つ目は気持ち辛めでお願いします。



そして最後の一品はカシラ塩です。やっぱり結局カシラ塩に落ち着いちゃったりします。カリッと焼き上がってますね。



そして串から外すとこんな感じ。



中はレア。たまりません。そして一口いただくとこれまた頬肉の肉肉しい感じがたまりません。噛むほどに肉の旨味が堪能できます。カシラを平らげ、今日は梅一つにぶどう二つ。大満足でごちそうさま、よいお年をとマスターはじめみなさんにご挨拶をして宇ち多゛をあとにします。

それにしても今年もたくさんお世話になりました。2003年2月に初めて宇ち多゛にお邪魔してからたくさんいただいてきましたが、今年もいろいろ新たな味の発見があったなあと、つくづく宇ち多゛の奥深さを実感。今年の宇ち入りは45回、いろんな方とご一緒し、いろんな方と出会った、今年一年の宇ち多゛に感謝しつつ今年の宇ち納めをしたのでした。
(つづく)

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