宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2006/12/29
ここ数日すっかり年末呑み続けモードで、この日はおっとこまえHさん、Kさんご夫妻と千住大橋のイカ鍋で有名な「ときわ」へ行きましょうという日。ときわ待ち合わせは19時頃ということだったので、それまでにHさんとどこかでゼロ次会ということになりました。名店揃いの北千住、いろいろと迷いますが、ワイタベさんのブログでたびたび登場する「大はし」に行ってみたくなり、Hさんに口開け狙いを提案すると快くオッケーをいただきます。北千住到着はかなりフライングで15:20頃で、開店時間が待ちきれずに16:25頃にお店の前へ行くと、既に行列ができていました。



時刻通りにお店の中から店主とその息子さんがそろって出てきて、暖簾を出す前に並んでいるお客さんをお店の中に通してくれます。鍋前の特等席は先に並んでいらっしゃった3人さんたちがキープ、ボクはちょうどキンミヤボトル棚の目の前、テーブルが真ん中で途切れるあたりの端っこに陣取ります。すぐにHさんも到着し二人並んで着席、まずはビール(大、500円)をいただき、煮込みをいただきます。



ボクは肉とうふ、Hさんはとうふだけ。どちらも320円です。備え付けのやげん堀七味唐辛子をふりかけてとうふを一口ぱくりといただくと、ぷるんぷるんでとっても柔らかい食感のとうふに、染み込んだ独特の甘辛い味付けが何ともたまりません。牛すじ肉もしっかり煮込まれていて、噛みごたえがあるのですが柔らかいお肉。どちらも素晴らしく美味しいです。10分ほどでビールも空いてしまい、キンミヤに行きましょうということでセットでいただきます。



キンミヤボトルは1,250円ととってもリーズナブルなお値段。そして炭酸(プレーンソーダ)は130円、梅エキスと氷はサービスです。Hさんと二人で作業分担しながら、梅エキスをちょっと入れた酎ハイのできあがり。



あらためて乾杯です。シンプルですがすっきり味でとっても美味しい。肉とうふもぺろっと食べてしまい、おかわりをします。



はまださんの記事によれば、このお店に来たら肉とうふや牛煮込みしか食べないというお客さんもいるほどの看板メニュー。ボクもどんどん食べてしまいます。Hさんは壁のメニューから「たらこの煮こごり」を発見。面白そうですねえということで注文します。



確かにこれまでいただいたことのないジャンルの煮こごりです。ちょっと堅めでしょうか。もう少し柔らかめのほうが、ボクの好みだったりします。そしてさらに肉とうふを3枚目を頼んでしまいます。その頃、Hさんが「ときわ」に電話を入れてくれて予約を取ろうとしますが、なんと一杯で断られてしまったとのこと。まずいですねえ、どうしましょうかと急遽作戦会議です。相談しているとKさんからそろそろ北千住到着というメールがきて、それでは早めにKさんと落ち合って、お店に突撃してみましょうかということになりました。



最後にとうふだけをいただいて、とうふを一枚ずつシェアします。結局ボクは煮込みのお皿3.5枚分、二人で5枚の皿を重ねることになりました。そろそろKさんが到着されるというころ、ごちそうさまをします。半分ほどの残量のキンミヤのボトルに「おっとこまえ」と記入して息子さんに渡すと、息子さん笑いながら「いやあ、確かにおっとこまえだねえ」と突っ込みが。既にイイ感じで酔っぱらってしまいましたね。1時間ちょっとの滞在でお会計は二人で約4,000円でした。



自称「千住で二番」の大はしですが、どのお店も一番にしたいくらいに名店の多い千住界隈。そんななかで潔く二番と言い切るのも、なんだか不動の地位を確立しているような気がしてきます。そして、ワイタベさんが通いたくなる気持ちがなんとなくわかるような気もしつつ、Kさんと落ち合うべく駅前へ向かったのでした。
(つづく)

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