宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2007/01/02
年末の千住大橋「ときわ」で絶品イカ鍋をいただいた日、ハシゴした「酒屋の酒場」でどうやら休業中の蘭州が年明け二日から営業を再開するらしいという噂を聞きつけ、それでは一緒に行きましょうかとKさんご夫妻、おっとこまえHさんと約束をして正月二日。昼間は駒沢で高校サッカーを観戦し、その足で電車に乗って立石に向かいます。早すぎる到着、立石の名店を巡って空いているお店を確認しつつ、開店準備中の蘭州で元気そうなオヤジさんを発見して一安心。まさかと思って倉井ストアーまで歩いてみますがやっぱりやってません。ぶらぶらと散歩しつつ、Hさんが立石についたというメールを受けて蘭州に向かいます。まだ開店5分前でしたが、お店の前でまっていると息子さんが出てきて「寒いからお店の中に入ってくださいね」と優しく声をかけてくれました。

程なくしてKさんご夫妻も到着し、4人でカウンターに並んで座ります。まずはビールをいただき、今年もよろしくお願いしますと年始のご挨拶。



今年初めての外呑みが復活した蘭州というのも、とっても幸先のいいスタートですね。牛すじももらってみましょうかということで、忙しそうに餃子の皮を作っている奥さんとお手伝いの女性へ、タイミングを見はからって注文します。ついでに水餃子、焼き餃子を二枚ずつ注文します。



実は蘭州の牛すじは、部位の違いか日ごとのできばえの違いか、ちょっと堅くて正直ハズレかなということもあるのですが、この日の牛すじは軟らかくてジューシーでアタリ。美味しいです。そして注文していた水餃子もやってきました。



湯気がもくもくの茹でたて水餃子。もちもちとした皮と、風味たっぷりの餡がたまらなく美味しいです。自家製ラー油だけをつけていただくのがまたボクの好みで最高。Kさんご夫妻、Hさんもラー油の旨さを絶賛で、ボクも嬉しくなっちゃいます。



そして焼き餃子。これもまた水餃子とは違う感じで美味しい。比較的大ぶりの餃子で食べ応えもしっかりです。ビールも空いて、つづいては紹興酒をボトルで、燗を付けていただくことにしました。



グラスで頼む紹興酒と同じように、一度金属製のボールに紹興酒を移して、湯煎して温めた紹興酒をもう一度ボトルに戻してくれます。いやあ、やっぱりこちらの紹興酒はなんだかひと味違うような気がしますね。美味しいです。そして右隣にやってきた常連さんらしきおとうさん、座るなり何にもいわなくてもウーロンたまごが出てきました。我々もいただきますか、ということで4つ注文します。



いい感じでひびが入っていて、まさに恐竜の玉子のようなルックス。烏龍茶で煮込んだという玉子はいい色が付いてます。そして皮を剥くとこんな感じ。



ひびの入ったところが色が染み込んでますね。一度茹でて、そしてひびを入れてもう一度茹でるのでしょうか。ほんのりと味が付いていて美味しい玉子でした。ぺろっといただいてしまったころに、注文していたワンタンがやってきました。



みんなでシェアしていただきます。温かいスープがまた美味しいですね。ワンタンは水餃子より大きめの皮がとってもいい感じでぷるぷるです。そして餃子を追加でオーダしました。



やっぱり自家製ラー油でいただくのが美味しいです。それにしても順調にオヤジさんの眼底出血も良くなってくれたようで何より。またこの絶品餃子がいただけると思うと、引き続きますます元気でいて下さいと拝んでしまいたくなりますね。



オヤジさん、おかあさんに今年もよろしくお願いしますとごちそうさまをします。正月二日から蘭州の絶品餃子をいただけて、大満足でお店を出たのは19:20頃。そして当然のように次のお店に向かったのでした。
(つづく)

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