愛媛の伝承文化

大本敬久。民俗学・日本文化論。災害史・災害伝承。地域と文化、人間と社会。愛媛、四国を出発点に考えています。

仙台市歴史民俗資料館 企画展「仙台古地図の旅」開催中!

2011年09月22日 | 災害の歴史・伝承
仙台市の榴岡公園内にある仙台市歴史民俗資料館。

http://www.city.sendai.jp/kyouiku/rekimin/index.html


昔の暮らしの道具など明治時代からの仙台地域の生活展示や体験学習イベントが充実した資料館です。

建物自体は旧陸軍歩兵第四連隊の兵舎で、戦時中の様子を再現したコーナーもあり、

宮城県で現存最古の洋風木造建築物として仙台市有形文化財に指定されています。



この仙台市歴史民俗資料館ですが、

震災直後は、壁のはがれ、亀裂があったものの5月から修復工事を行い、

7月9日に再オープンしています。

私が6月に宮城県に行った際には、まだ再開前ででした。


建物が古く、震災のうち津波ではなく、振動による被害が懸念されていたのですが、

saveMLAKの情報によると、建物も収蔵品、展示の被害も甚大ではなかったとのこと。


4月の季節展示「花見」と、4月29日からの企画展「伊達な手仕事展~仙台の伝統工芸~」は中止となりましたが、

現在は、7月9日~11月3日の企画展「仙台古地図の旅」が開催され、

各種講座やスライド上映会も予定されています。




仙台市歴史民俗資料館 
仙台市宮城野区五輪1丁目3-7
http://www.city.sendai.jp/kyouiku/rekimin/