東日本大震災で被災した地域の文化復興、振興に活用できるかもしれないと思い紹介しておきます。
独立行政法人日本芸術文化振興会が設置している「芸術文化振興基金」(芸文基金)という助成事業があります。
これは、地域文化の振興を目的として行う活動や、文化団体が文化振興、普及を図る活動を支援するものです。
http://www.ntj.jac.go.jp/kikin.html
毎年11月上旬に募集締め切りですが、募集要項の発表も毎年10月上旬で、約1ヶ月で書類作成、提出しないといけません。
この助成手続きの説明会は東京、大阪、北九州で9月下旬から10月上旬に行われますが、この説明会に出席しないと応募できないというわけではありません。
そして、直接、日本芸術文化振興基金に申し込み書類を提出するのではなく、各券教育委員会経由で書類を出すことになります。
助成の内容は様々ですが、被災地の文化振興に活用できそうな項目は以下の通りです、
1 地域の文化の振興を目的として行う活動
文化会館、美術館等の地域の文化施設において行う公演、展示その他の活動
歴史的集落・町並み、文化的景観のセミナー、資料収集・作成、普及啓発による保存・活用活動
民俗文化財の公開、広域的交流、復活・復元伝承、記録作成による保存・活用活動
2 文化に関する団体が行う、文化の振興・普及を図るための活動
アマチュア等の文化団体が行う公演、展示その他の文化活動
伝統工芸技術、文化財保存技術の保存・伝承・公開・記録作成、及び伝統工芸技術の復元による保存・活用活動
被災した文化財の修理、修繕に対しての直接助成というのは、対象ではありませんが、
保存、継承のための人材育成や公演などのイベント開催、記録作成活動というハードではなくソフト面に対しての助成事業という傾向があります。
これまでの助成実績も、ホームページに紹介されています、
http://www.ntj.jac.go.jp/kikin/results.html
なお、助成の対象者は、芸術家及び、芸術・文化に係る活動を、自ら行う団体で、文化庁の補助金や請負費等が支出される活動でないことが条件です。
そして助成額ですが、これは100パーセント補助事業ではありません。申請する事業の総予算のおおむね3分の1以内です。
たとえば予算150万の事業を応募する場合には、最高50万が助成金額として決定されます。
地域の文化振興のためにイベントを開催するケースや、
被災した民俗芸能の復興のために記録作成や新たな人材育成をするケース、
そして地元博物館、美術館などで展示を開催するケース。
こういったケースは、芸術文化振興基金の活用が可能かもしれません。
この類の助成事業は、事業の内容確定や見積金額の確定等、その準備には労力、時間がかかりますが、
応募要項の発表から提出まで約1ヶ月という短い期間となっています。
応募を検討する場合には、昨年度までの要項を参考にしながら、今から準備しておいた方がいいのかもしれない。
そう思ったので、来年度の応募要項が発表されていない段階ですが、芸文基金を紹介しておきます。
http://www.ntj.jac.go.jp/kikin.html
独立行政法人日本芸術文化振興会が設置している「芸術文化振興基金」(芸文基金)という助成事業があります。
これは、地域文化の振興を目的として行う活動や、文化団体が文化振興、普及を図る活動を支援するものです。
http://www.ntj.jac.go.jp/kikin.html
毎年11月上旬に募集締め切りですが、募集要項の発表も毎年10月上旬で、約1ヶ月で書類作成、提出しないといけません。
この助成手続きの説明会は東京、大阪、北九州で9月下旬から10月上旬に行われますが、この説明会に出席しないと応募できないというわけではありません。
そして、直接、日本芸術文化振興基金に申し込み書類を提出するのではなく、各券教育委員会経由で書類を出すことになります。
助成の内容は様々ですが、被災地の文化振興に活用できそうな項目は以下の通りです、
1 地域の文化の振興を目的として行う活動
文化会館、美術館等の地域の文化施設において行う公演、展示その他の活動
歴史的集落・町並み、文化的景観のセミナー、資料収集・作成、普及啓発による保存・活用活動
民俗文化財の公開、広域的交流、復活・復元伝承、記録作成による保存・活用活動
2 文化に関する団体が行う、文化の振興・普及を図るための活動
アマチュア等の文化団体が行う公演、展示その他の文化活動
伝統工芸技術、文化財保存技術の保存・伝承・公開・記録作成、及び伝統工芸技術の復元による保存・活用活動
被災した文化財の修理、修繕に対しての直接助成というのは、対象ではありませんが、
保存、継承のための人材育成や公演などのイベント開催、記録作成活動というハードではなくソフト面に対しての助成事業という傾向があります。
これまでの助成実績も、ホームページに紹介されています、
http://www.ntj.jac.go.jp/kikin/results.html
なお、助成の対象者は、芸術家及び、芸術・文化に係る活動を、自ら行う団体で、文化庁の補助金や請負費等が支出される活動でないことが条件です。
そして助成額ですが、これは100パーセント補助事業ではありません。申請する事業の総予算のおおむね3分の1以内です。
たとえば予算150万の事業を応募する場合には、最高50万が助成金額として決定されます。
地域の文化振興のためにイベントを開催するケースや、
被災した民俗芸能の復興のために記録作成や新たな人材育成をするケース、
そして地元博物館、美術館などで展示を開催するケース。
こういったケースは、芸術文化振興基金の活用が可能かもしれません。
この類の助成事業は、事業の内容確定や見積金額の確定等、その準備には労力、時間がかかりますが、
応募要項の発表から提出まで約1ヶ月という短い期間となっています。
応募を検討する場合には、昨年度までの要項を参考にしながら、今から準備しておいた方がいいのかもしれない。
そう思ったので、来年度の応募要項が発表されていない段階ですが、芸文基金を紹介しておきます。
http://www.ntj.jac.go.jp/kikin.html