アサガオが朝に咲く理由 女子高校生、米で研究発表へ
西堀岳路
2018年5月12日06時54分
なぜアサガオは朝に咲く? そのメカニズムを次々に解明している埼玉県立川越女子高2年の岡野美聡さん(16)が研究成果を発表しに12日、渡米する。昨年12月の「第15回高校生科学技術チャレンジ」(朝日新聞社など主催)で科学技術政策担当大臣賞に輝き、ピッツバーグで開かれるコンテスト「インテル国際学生科学技術フェア」に日本代表の一人として出場する。
ふと疑問に思ったのは小学6年の夏休み、自由研究でアサガオを育てていた時だった。つぼみに一晩中光を当てるなどして、暗くなる時間によって咲く時間が決まることを学んだ。
中学時代は花の各部を顕微鏡で調べ、インクを吸わせたり、花の一部にワセリンを塗ってみたりと実験を本格化。花の根元「筒」から花びらの白い部分「曜」へと走る「道管」が水を吸い上げて花びらが開くこと、曜には多くの気孔があり、これが開くと道管に水が通ること、気孔は暗いなかで開くことなどを突き止め、気孔の開閉が開花と連動するのを解明した。
今回は、曜の縁にある筋状に盛り上がった部分に着目。ここを切除したり、塗料で塞いだりすると開花せず、この部位の道管と気孔が特に重要な働きをしていると明らかにした。岡野さんは「色々分かってくると面白くなり、次々に疑問がわいてくる。誰も知らないことを究明するのが楽しく、達成感がある」。
幼稚園からバイオリンを習っていて、部活動は弦楽オーケストラ部。練習や演奏会で忙しく、研究場所は自宅だ。アサガオが咲く夏場がピークで、200~300輪を咲かせ集中的に実験する。他のシーズンは集めたデータの整理や考察の組み立て、次季の実験の準備に充てる。「花のどこかに光を感じている場所があるはずなので探し、気孔との関係を調べないと。やることは、まだまだたくさんあります」という。
米国では英語で発表するため、現在は英文でつくった原稿の暗記に努める。審査員の質問に備え、想定問答集も作った。「緊張しますが、世界の同世代の発表に触れて、自分の研究にいかせる刺激を受けたい」と楽しみにしている。(西堀岳路)
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