名古屋市緑区大高町のイオン大高ショッピングセンター内のしゃぶしゃぶ店「しゃぶ菜(さい)大高店」で、客が食べ残したしゃぶしゃぶ用の肉を他の客に使 い回していたことがわかった。今年3~6月に計数百回に上るという。名古屋市緑保健所は25日、担当者を派遣して店側から事情を聴いた。
経営する「クリエイト・レストランツ」(本社・東京都渋谷区、岡本晴彦社長)が発表した。同社によると、同店ではしゃぶしゃぶの食べ放題メニュー として、1皿100グラム前後の牛と豚の薄切り肉を出しており、客が手をつけずに残したと店側が判断した皿を冷蔵庫に戻し、別の客に出していた。
使い回しは3月20日の開店直後から6月上旬まで、1日数回~10回程度行われていた。同社は「40代の男性調理長がもったいないと考えて再使用 した。店に指示したことはない」と説明している。店長や他の従業員は黙認していた。翌日以降まで保存して使い回しをしたことはなく、健康被害の連絡もない という。
同店などを管轄する同社のエリアマネジャーが今月4日に店を巡回して使い回しを見つけ、やめるよう指導した。しかし、エリアマネジャーは上司に報告せず、使い回しを指摘する匿名の電話が20日に店に入るまで、同社は抜本的な対策を取らなかった。
同社は24日に緑保健所に報告。緑保健所は25日、食品衛生法違反の事実があったかどうか確かめるため店側から事情を聴き、経過報告と改善点をま とめて提出するよう求めた。市食品衛生課は「客の回転が速く、肉が長時間常温で放置された形跡がないため、法律上は問題ない」とみている。
クリエイト社は全国にしゃぶ菜20店を含む飲食店380店を展開している。大高店の食べ放題メニューはごはんなどとセットで1600円台から約2千円。同社は今後、他の店で使い回しがなかったか調べる。大高店は同日から当面、営業を自粛する。
同社の川井潤専務は25日午後、大高店前で記者会見し、「飲食業としてあってはならない事態。申し訳ない。全容解明をして、再発防止に努めたい」と謝罪した。
保守記事.283 どうしたもんだか
保守記事.283-2 これで、おしまい?
保守記事.283-3 偽装って、レベルじゃねえぞ!
保守記事.283-4 これでも、つづけるんだろうなぁ
保守記事.283-5 これでも悪びれていない件