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保守記事.350-13 お菓子な狂騒曲

2015-01-31 11:12:00 | 記事保守

韓国ポテトチップ狂騒曲…「日本のパクリ」「竹島陰謀論」浮上

2015.1.14 18:00

 韓国で「ハニーバターチップ」というポテトチップが爆発的ブームを呼んでいる。極端な品薄状態から陰謀説や詐欺まで巻き起こった。日本の製菓会社 との合弁工場で生産されていることから「日本製のコピーだ」との声に加え、売り上げは、竹島を「日本の領土にする運動資金に充てられる」といった根も葉も ない噂まで流れた。日本でも「元祖」といえる製品が売り出されており、わざわざ日本で買いあさる韓国人も現れ始めた。(桜井紀雄)

■1カ月待ち、暴利販売に振り込め詐欺まで

 「ハニーバターチップを手にするのは、天の星を取るほど難しい。最近は、食べたという人を目にできず、買えなかったという声だけが聞こえてくる。こんな品薄現象はこれまで見たことがない」

 大手韓国紙、東亜日報の論説委員は昨年12月、ハニーバターチップのブームについてコラムでこう記した。

 複数の韓国メディアによると、スーパーでは、開店前から行列ができ、一瞬で売れ切れになる。コンビニエンスストアを何軒回っても購入できず、店舗によっては「購入待ち名簿」に記載し、1カ月近く待たされるケースがあるという。

 韓国大手菓子メーカーのヘテ製菓が昨年8月に発売したが、元KARAのニコルやRAINといった芸能人らが「その甘さにハマッた」などとSNS(交流サイト)上に書き込んだことも相まって人気が加速した。

 月間売り上げが10億ウォン(約1億円)を超えると、ヒットといわれる韓国菓子市場にあって、昨年11月の売り上げは約78億ウォンを記録。昨年末までに200億ウォンを突破する空前のヒットとなった。

 入手したハニーバターチップの写真を“戦利品”としてSNSにアップすることが流行し、ある女性は「食べたかったというより、手に入れたことを自慢したかった」とメディアに答えた。手に入らない“レアさ”がブームに拍車を掛けているのだ。

 60グラム入り1500ウォン(約160円)、120グラム入り2500ウォン程度だが、あまりの人気にインターネットオークションでは、3、4 倍の高値で売られ、ニュース専門チャンネルのYTNによれば、他の菓子と抱き合わせ販売し、配送料込みで1万6000ウォンの暴利をむさぼる店もある。

 配送途中での窃盗事件に加え、ネット上で「まとめ売りします」と書き込み、代金を振り込ませたまま、連絡を絶つ“振り込め詐欺”まで横行しているという。

■ロゴが呼んだトンデモ説 韓国にパクリでない菓子は?

 ヘテ製菓側は「24時間3交代制で工場をフル回転させ、生産に当たっている」と釈明する。それでも、あまりの手に入らなさへの不満を反映するかのように、ネット上では、根拠のないさまざまな噂が飛び交った。

 「製造工場が火災になり、生産がストップした」「話題作りのために、販売元が故意に生産量を制限している」といった噂から、病み付きにさせるために「隠し味に麻薬を使っている」「政府が数十年かけて開発した製法を授けた」といったトンデモ説まで登場した。

 極め付きは、「ハニーバターチップを食べることは、独島(トクト=竹島の韓国名)を日本に譲り渡す行為だ」といった突拍子もない非難だ。

 ハニーバターチップは、ヘテ製菓と日本の菓子大手カルビーの合弁工場で生産されている。パッケージにも「ヘテ」と並んで「カルビー」のロゴが大きく表示されている。

 この提携関係から「収益の一部が独島を日本の領土に編入しようとする日本の極右派の運動資金に使われる」という主張だ。

 ここまで極論でなくとも、ネット上には、「日本の製品を丸々コピーしただけじゃないか」や「韓国に日本の菓子をパクっていないものがあるか」といった冷ややかな声が書き込まれた。

 ハニーバターチップのヒットを受け、ヘテ製菓関係者が「マイチュウ以来、10年ぶりのヒット製品だ」と韓国紙に語っているが、このマイチュウからして、日本のソフトキャンディー「ハイチュウ」を模したものだ。

 その他、韓国の国民的菓子といわれる「セウカン」は日本のスナック、かっぱえびせんと丸々同じ。チョコスナック、ポッキーに似たペペロなど、日本製と酷似した菓子は枚挙にいとまがない。元祖が日本製でない菓子の方が珍しいといえば、言い過ぎだろうか。

■ハニーバター難民が行き着く先は「本家の国」日本

 ともかく、企業イメージに関わる問題であり、ヘテ製菓側は、さまざまな風聞に対して、全て「根も葉もない噂だ」として否定し、火消しに努めた。

  「竹島資金説」に関しては、韓国のスポーツ紙に、合弁工場で生産しており、「収益の一部はカルビー側に渡る」ことを認めながらも、「ハニーバターチップは ヘテが独自に開発した製品であり、ロイヤルティーは支払われず、日本側に渡る収益は大きくない」と説明。竹島資金説を「根拠がない」ときっぱり否定した。

  ヘテ側は、別のメディアに「1年9カ月の研究期間に数多くの試行錯誤を重ねて見いだした韓国的味だ」とオリジナル性を強調もしていた。韓国の経済紙は、人 気の秘訣(ひけつ)について「何より差別化された味だ」とし、しょっぱさ一辺倒だったポテトチップ市場で、ハチミツの甘さで勝負し、「固定観念を覆した」 とまで手放しでたたえた。

 しかし、日本で、提携先のカルビーから昨年12月に冬季限定の「ポテトチップス・しあわせバター」の販売が始まってから、ブームの風向きが微妙に変わり始めた。

 韓国メディアは、「わが国では入手できないハニーバターチップが、日本のコンビニに山積にされている」と伝えた。ほぼ同じ味が入手できると、韓国の“ハニーバター難民”たちが、日本のしあわせバターに熱いまなざしを向け始めた。

 韓国紙、ソウル新聞は、東京発の報道で、日本への韓国人旅行客や留学生らがしあわせバターを買い求めようとする一方、日本でも品薄状態が生じているもようを伝えている。

 ハニーバター難民が、日本在住の知人らに、しあわせバターのまとめ買いを依頼したり、日本のオンラインショッピングで大量注文したりする現象も起き、韓国のネット上で高値で転売する猛者もいるという。

■オリジナル? いえ「日本がベースです」…悲しき日本隠し

 ハニーバターチップと、しあわせバターを食べ比べた人たちの感想では、双方、ハチミツとバター風味が決め手であり、「日本版」は隠し味にチーズを使っているなど、少しの違いを除いてほぼ同じ味だという。

 それでも、ヘテ側は韓国紙に「全世界の200~300余りのポテトチップ製品を参考にしており、しあわせバターは参考の一つに過ぎず、剽窃(ひょうせつ)ではない」と断固として韓国オリジナルの味だとの姿勢を崩していない。

  しあわせバターは2009年にテスト販売され、11年以降、冬季限定商品として販売されてきた。発売元のカルビー広報部に取材すると、「しあわせバターが 先にあり、ハニーバターチップは、それをベースに開発したもの。ヘテ製菓がシーズニング(調味)をアレンジした」との答えが返ってきた。

 両者を味比べした韓国人らが日本が「元祖」と感じているように、純粋に「韓国オリジナル」と主張するには無理があり、「日本生まれの味」と理解した方が自然なようだ。

 パッケージに堂々とカルビーのロゴを入れているのだから、そこまで「オリジナルだ」と意固地にならなくても「日本の会社と協力した新しい味だ」とアピールしてもいいものを…。

 こと、日本絡みになると、バッシング対象ともなり、企業側も自己防衛のために「日本隠し」に回る。これだけのヒット商品の陰でも、韓国社会の悲しい性が垣間見える。

 ハニーバターチップをめぐっては、マレーシアの格安航空会社、エアアジアの会長が昨年12月にこんな発言をしたことが物議を醸した。

 「韓国ではハニーバターチップというお菓子が人気だそうだが、エアアジアでは、機内サービスとして提供したい。ハニーバターチップは袋ごと提供されるので、皿に盛ることはないだろう」

 大韓航空機の前副社長が、機内サービスに出すナッツを皿に盛らずにファーストクラスの乗客に提供したと、責任者を怒鳴り付け、搭乗機を引き返させた上、責任者を降ろさせた、いわゆる「ナッツ・リターン」事件を痛烈に皮肉ったのだ。

 そのエアアジア機が墜落事故を起こした後、韓国メディアは、この会長発言を蒸し返して報道した。

 ナッツ・リターン騒動同様にハニーバターチップをめぐっても、ニュースのタネが尽きることはなく、当分、騒ぎは収まりそうにない。

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保守記事.101-185 この国現状

2015-01-31 11:02:36 | 記事保守

「関係続けないと、ばらす」中3男子を買春容疑で逮捕された長野の主婦 「淫行条例」ないゆえの“顛末”

 1月26日(月)20時5分配信

 長野県内で昨年9月、耳を疑うような事件が起こった。無職女性のA子(35)が男子中学生と性的行為に及んだとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(児童 買春)と脅迫容疑で、同県警安曇野署に逮捕されたのだ。大人の男が未成年の女子に「みだらな行為」など淫行をはたらく例は後を絶たないが、女が未成年の男 子に手を出す例は珍しい。そこで、世間の注目を集めたのだが、女性はその後、児童買春の容疑については証拠不十分として不起訴となり、脅迫容疑で略式起訴 され、昨年10月中旬に長野地裁松本支部で有罪判決が下されたが、罪は罰金10万円のみだった。

 全国の都道府県で唯一、未成年に対する淫行の禁止などを定めた「青少年健全育成条例」を持たない長野県。ある捜査関係者は「もし条例があれば、買春の証拠が不十分でも淫行容疑で起訴できたはずだ」と話す。長野県に同条例がないことによる弊害を象徴する事件となった。

 逮捕容疑は昨年7月、A子が当時15歳の男子中学生B君に、現金数千円を渡す約束をして自宅に連れ込み、みだらな行為に及んだというもの。その後、「縁 を切りたい」と言ったB君に、A子は無料通信アプリ・LINEを通して「私との関係を続けないと、今までのことを知り合いにばらす」などとメッセージを 送って脅した。A子に脅されて不安になったB君が家族に話し、家族から県警に相談があり事件が発覚した。

 県警によると、同県内で女性による児童買春行為を立件したのは、平成11年の児童買春・ポルノ禁止法施行以来、初めてのことだという。

 A子は約4年前から、中学生の長女と小学校低学年の長男と3人で、安曇野市内のアパートに暮らしていた。被害にあったB君は長女の同級生。以前から、現 場となった築28年で間取りが2DK、家賃4万5千円のアパートに、B君が頻繁に出入りする姿が近隣住民らに目撃されていた。

 B君がA子の家に繰り返し出入りするうち、2人の関係は、性行為に及ぶ関係になった。A子の親族がA子から聞いたところによると、「A子はB君から『セックスを教えて』『やりたい』などと頼まれて行為に及んだ」という。

 また、A子が当時、B君に現金を渡したのは「地元の祭りで使うための小遣いとしてほしいと言ったから」で、「性行為をするための対価として金を渡したのではないと話していた」と明かす。

 A子とB君の関係について、近所に住む男性(73)は「姉弟2人と中学生ぐらいの男の子が、家の前でボールを蹴ったりして楽しそうに遊んでいる姿を見かけることがあった。子供たちは仲よさそうでしたよ」。

 また、近所の女性(62)は「去年の冬の大雪の時も、若い男の子が一緒に雪かきをしていた。家に出入りしているのは知っていたが、まさか中学生の男の子 とそんなことをしているとは」と驚きを隠せない様子。別の40代主婦は「A子さんは髪は茶髪で服装も少し派手な印象があったが、すれ違えばあいさつもする し、普通の主婦という感じだった」と話す。

 A子の親族によると、A子は長野県松本市で生まれ、高校を退学後、同市内のレストランにアルバイトとして勤務。その後、同じく同市内で約2年間、水商売 の仕事に就き、20代前半で結婚して長男が生まれたが、夫婦関係の悪化から20代後半で離婚。その後は別の男性と同棲していたこともあったという。

 一方、A子の事件が注目を集めたのは、A子が当時、生活保護を受けており、買春の費用に生活保護費を充てたのではないかという見方からだった。この点に ついて、A子の親族は「A子は生活保護を受けていたのは約7年前の半年間ほどのことで、事件当時は受給していないと話していた」として、生活保護費の流用 を否定する。

 しかし、ある捜査関係者は「A子が当時、生活保護を受けていたことは確認している」と証言。安曇野市福祉課に取材してみたが、回答は「個人情報なので答えられない」というもので、真相は定かではない。

 現在のA子の様子について、近所の40代女性は「たまに親子3人で仲よさそうに歩いているのを見かける。平穏に暮らしているみたいですよ」と話す。

 普通の生活に戻ったA子だが、B君が受けた心の傷は癒えたのか。淫行を処罰するための条例がない長野県では、性的被害を受けても行為者が処罰されず、悩み続ける子供がいる。B君は今、どうしているのか。気がかりでならない。(長野支局 三宅真太郎)

 

「少女と遊ぶなら長野」“淫行処罰規定なし県”が上げた重い腰

 2015.1.12 12:43
 

 全国の都道府県で唯一、淫行処罰規定を含む青少年健全育成条例を制定せずに子供たちの健全育成に取り組んできた長野県が、条例制定をめぐる議論で 今、揺れに揺れている。インターネットが急速に普及し、子供たちが出会い系サイトやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)にアクセスすること が日常化し、大人からの性被害に遭うケースが急増しているためだ。これに危機感を抱いた同県の阿部守一知事は、条例のモデルを作成したうえで、議論を前に 進めたい考えだ。一方、従来通り条例には頼らずに健全育成運動で対応すべきだとする地元紙・信濃毎日新聞や県弁護士会などは、条例制定反対を主張。一般の 県民の間でも意見は賛否両論真っ二つに割れている。

■条例拒み続けた風土

 長野県が青少年健全育成条例を制定してこなかった のは、県民総ぐるみの運動で子供たちの健やかな成長を見守るとしてきた伝統があるからだ。「脱ダム宣言」などで県政を混乱させた田中康夫元知事も含め、歴代知事は「青少年健全育成条例は制定しない」と明言してきた。こうした気風は、警察権力の拡大に反対する共産党県議団などにとどまらず、保守的立場をとる 自民党県議団の県議の間にも根強い。条例がないことを、県政界があたかも長野県の「美徳」や「誇り」にしているかのようだ。

 風向きが変わったのは、県内77市町村で唯一、淫行処罰規定を含む青少年健全育成条例を制定した東御(とうみ)市で平成24年、男性教諭2人が相 次いで同条例違反(みだらな性行為などの禁止)容疑で逮捕される事件が起こってからだ。県警が「条例がなければ現行法だけでは摘発できなかった」との見解 を示したことから、県も同様の条例を制定すべきだとの議論が巻き起こった。それまで条例制定に慎重な姿勢を示していた阿部知事も、子供を取り巻く環境の変 化という現実を突きつけられ、「今の対応だけで本当にいいのか考えていく必要がある」と、条例制定も含めた対策を検討する考えを表明した。

 そして、阿部知事は25年5月、法律やインターネット、子供の成長に関わる専門家らで構成する「子どもを性被害等から守る専門委員会」(委員長・平野吉直信州大教育学部長)を設置。子供を性被害から守るための施策の検討が始まった。

■条例制定に傾いた専門委

  あえて白紙の状態からスタートした専門委の議論は当初、条例制定に慎重な意見が多かった。しかし、県内で過去15年間に18歳未満人口当たりの性被害にか かわる摘発者数が3・8倍も増加し、全国平均(1・6倍強)より深刻さが際立つ実態が報告されたことや、子供たちを取り巻く現状について各種団体などから 聞き取り調査を行ったことで、議論の風向きは変わっていった。

 25年12月の第5回会合では、幼い頃に知人男性から性被害を受けた女性が報道陣に非公開で証言に立った。事務局によると、女性は「こんなことに なったのはずっと自分が悪いと思い込んで、周囲に相談できないまま悩み続け、体調を崩すこともあった」と明かした。そして、委員らに対しては「子供の成長 を大人が阻害しないでほしい」と訴えかけ、子供の性被害防止のための条例制定を求めたという。これを受け、専門委の議論は法的規制が必要との意見に傾いて いった。

■条例制定を批判する信濃毎日新聞

 一方、専門委の議論を報じる長野県の地元紙・信濃毎日新聞は「条例化だけが先行 している」「淫行処罰規定によって青少年の自由な恋愛に捜査機関が介入する可能性もある」「条例に頼らず県民運動で青少年健全育成を進めてきたこれまでの 努力に逆行する」などと批判する論調を強めた。

 これに対し、専門委で証言した女性は事務局宛に反論の手紙を送付。26年1月の第6回会合 では「『条例が独り歩きしている』という報道の扱い方に、自分は何のためにあの場面で発言したのか、結果、分からずにいます」などと苦しい胸の内を吐露し た女性の手紙が、事務局によって読み上げられた。

 しかし、この会合を報じた翌日付の信濃毎日新聞は、女性の手紙の内容には一切触れなかっ た。それどころか、「条例制定を前提とした検討の進め方は、全国で唯一、処罰で押さえ込む発想の条例を持たない長野県民の取り組みを否定することにもな る」「公権力の介入を伴う条例の制定に歩を進めている専門委の現状は危うい」などと相変わらずの主張を展開した。

 県弁護士会の主張も基本的には同紙と同じだ。専門委が開いた公聴会で、県弁護士会子どもの権利委員会の上條剛弁護士は「(法規制は)児童買春禁止 法や児童福祉法などで十分だ。淫行処罰の規定は曖昧で、捜査する警察のさじ加減一つで冤罪(えんざい)も生まれる」と意見陳述し、条例制定に反対した。

■建前だけでは防げない

 専門委は26年3月、検討を行ってきた結果として、「淫行処罰に限った限定的な条例が必要」とする報告書を阿部知事に提出した。その中で、専門委は判断能力が成熟していない子供への真摯(しんし)な恋愛ではない大人の性行為は「許されざる行為」と断じた。

  また、青少年健全育成運動を中心になって進めてきた「県青少年育成県民会議」も同年4月、内部に検討チームを設置して運動の抜本的見直しに着手した。設立 から40年余りがたつ中で子供を取り巻く環境が大きく変化し、運動の形骸化が指摘されてきたためだ。約4カ月間の議論の末、検討チームも子供を大人による 性被害から守るためには「(新しい県民運動と)条例との両輪の上に、県民の自主的な活動や行政的な対応が必要」として、淫行処罰規定を含む条例の制定を求 める報告書を阿部知事に提出した。

 今は携帯電話やゲーム機など保護者の目が届かないところで、子供が簡単にインターネットに接続すること ができる時代だ。大人が悪意を隠して近づき、好奇心をくすぐって子供を思うように操ることは難しいことではない。専門委も県民会議もその現実を目の当たり にし、大人のゆがんだ欲望から無防備の子供たちを守るには、建前だけの運動では不可能なことを感じ始めたわけだ。

■大人の欲望に無防備な子供たち

 26年9月定例県議会で、山崎晃義(てるよし)県警本部長は、県警が25年1月から26年10月末 の間に子供の性被害16件19人を認知したにもかかわらず、現行法では検挙できなかったため、「行為者に対して道徳的な観点からの指導、説諭にとどめざる を得なかった」と明かした。

 インターネット上ではいま、「10代の女の子と遊びたいなら、長野へ行けばいい。警察に捕まらないから」とい う趣旨の書き込みが横行しているという。「条例は未成年の真摯な恋愛に公権力が介入することを許す」という信濃毎日新聞や県弁護士会などの主張は、大人に よる子供の性被害が急増している実態から目を背けた議論としか言いようがない。「権力は法律を使って常に人民を抑圧する」という時代錯誤的な思考が、その 根底にあるのではないだろうか。

 さらに、「恋愛なら子供の性行為も許される」という考え方も注意が必要だ。狡猾(こうかつ)な大人が精神的に未成熟な子供に「性行為のないところに恋愛はない」と言い聞かせて、新たな性被害を生みかねない危険性をはらんでいるからだ。

  刑法や児童買春・ポルノ禁止法、児童福祉法といった現行法だけで処罰するには、(1)行為者自身が被害者の年齢が18歳未満であることを知っている(2) 性行為などを行う前に金品のやり取りやその約束をしている(3)行為者が親、教員、会社の上司など被害者に対して事実上の影響力(支配性)がある-という 要件が立証されなければならない。

 つまり、淫行処罰規定を含む青少年健全育成条例がなければ、これらの要件を立証できない子供の性被害は防止できないのだ。その手立てを持たない長 野県で、子供たちは性被害から無防備な状況に置かれている。建前の精神論で子供たちの健全育成を図れるならそれに越したことはないが、現実には子供たちが 大人たちのゆがんだ性欲の対象とされているのだ。

■現実を直視した議論を

 また、子供たちの性被害と自由恋愛を同列に議論す べきではない。「自由な恋愛を守るために、性被害から子供たちを守る条例は必要ない」という主張はバランスを欠いている。自由な恋愛を守る代償として、子 供たちが性被害に遭っても仕方がないと言っているようなものだ。淫行処罰の条例があっても、自由で健全な恋愛は十分成り立つ。

 幼い頃に受けた性被害は、筆舌に尽くしがたい苦悩を与え、その後の人生を左右しかねない。その重大さを考えれば、あらゆる手段を使って子供たちを性被害から守る必要性があるし、そうした仕組みを早急に構築すべきだ。

 県青少年育成県民会議常任理事として条例によらない健全育成運動の先頭に立ってきた田口敏子さんは「条例は必要ないといいたいが、今の子供たちが置かれた状況をみると、そうはいい切れない。忸怩(じくじ)たる思いだ」と語る。

 子供の性被害を防ぐには、建前の精神論や見栄(みえ)ではなく、現実を直視して具体的な対策を考える議論が必要だ。長野県には今、それが求められている。(長野支局 太田浩信)

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保守記事.441 失われた時を求めて

2015-01-31 10:59:13 | 記事保守

【上州リポート】ネットで荒稼ぎ、記憶喪失の男に懲役2年求刑

1月27日(火)7時55分配信

■自分は誰?逮捕されれば分かる

 動画投稿サイト「FC2」にテレビドラマなどを違法アップロードし生活保護費を不正受給したとして、著作権法違反と詐欺の罪で起訴された男の公判が26 日、前橋地裁(川崎学裁判官)で開かれ、検察側は懲役2年、罰金30万円を求刑、結審した。男は平成20年3月に静岡県熱海市の路上で倒れているところを 発見され、記憶喪失と診断された。自らの素性を知るために始めたインターネットを駆使しFC2で稼いだ総額は1千万円以上。公判では「警察に逮捕されれ ば、自分が誰か分かると思った」などと動機について話した。判決は2月9日。

                   ◇

 ◆全て失い生活保護

 男が熱海市で発見されたのは20年3月14日。外傷はなく、財布は所持していたが、身元を示すものは何もなかった。「自分自身に関する記憶」を全て失い名前も分からなかったため、男は搬送先の病院で「鈴木太郎」と名付けられた。

 鈴木被告は退院後、神奈川県湯河原町土肥のアパートで1人暮らしを始め、20年6月には同県小田原市の福祉事務所に無収入申告をし、同月27日から生活保護費を受給していた。

 「自分の素性を知りたい」とインターネットを始めたが、有力な情報は得られず、「違法行為をすれば警察に逮捕され、指紋などから自分が誰か分かるのでは」と、FC2へ違法投稿するようになったという。

 24年11月からの約2年間で稼いだ総額は約1070万円。多い月は約70万円を稼ぎ、自宅のパソコン4台を駆使しテレビ番組などの録画と投稿を繰り返した。

 投稿作品は少なくとも2千本以上で、県警生活安全企画課サイバー犯罪捜査室によると、違法な動画配信の収入としては県内で最高額といい、全国的にみても異例の額だという。

 ◆海潜れば戻るかも

 生活保護法の規定では、収入がある場合には申告をしなければならないが、鈴木被告は25年6月、小田原の福祉事務所に再度、無収入申告を行っている。

 それに先立つ25年3月には、生活保護費の受給を続けるため湯河原町のアパートは残したまま、本拠地を静岡県沼津市に移した。生活保護法では、福祉事務 所の職員などが受給者の自宅を定期的に訪問することが義務付けられ、登録住所に生活実態がないと判断されれば、支給は止められる。そのため湯河原のアパー トには家財道具を置き、職員訪問の際は沼津から湯河原に戻っていた。「唯一の身分証である生活保護受給者証を失うわけにはいかなかった」が理由だった。

 リスクを冒して鈴木被告が沼津に移ったのはスキューバダイビングのインストラクター資格を取得するためだった。鈴木被告は熱海市で発見された際、ダイビング用の時計を持っており「海に潜れば記憶を取り戻せる」と考えたという。

 ◆自分の記憶に蓋

 鈴木被告の記憶喪失は正確には「全生活史健忘」といい、解離性障害の一つ。大きな心理的ストレスがかかった場合などに、ストレスから自身を守るため発症 するとされ、専門家は「自分の記憶に蓋をする」イメージだという。中には、記憶の手がかりになる人や物に触れることで記憶を取り戻す人もいるとされる。

 4台のパソコンを駆使し荒稼ぎをしていた点に強い違和感は残るが、この病気の場合、食事や洗濯、車の運転など動作に関することはできる場合が多く、パソコンの操作を覚えていたとしても、不自然ではない。

 ある専門家は「全生活史健忘を発症したと主張する人が仮に嘘をついていたとしても、それを医学上、見破るすべはない」という。一方で「自分自身に関する記憶がなくなっても、責任能力がないことにはならない。罪は罪だ」と語った。(大橋拓史)

 

 


保守記事.101-184 この国現状

2015-01-14 12:41:10 | 記事保守

いいかげんにしろ!中学生 自転車で車の通行妨害「暴走族にあこがれ」

2015.1.7 19:51

 自転車で蛇行運転や急停止を繰り返し、車の通行を妨害したとして、大阪府警南堺署は1月7日、道路交通法違反(安全運転義務違反)の疑いで、堺市南区に住む14、15歳の中学3年の男子生徒3人を書類送検した。

 警察によると、3人は暴走族にあこがれ、最後尾でパトカーの追跡を抑える「ケツもち」になりたかったと供述。高齢者や女性が運転する車の前を走り、妨害行為をしていたという。

 警察は将来的に交通事故を起こす恐れがあるとして、3人がミニバイクの免許を取った場合、効力を一定期間停止できる「危険性帯有者」として府公安委員会に処分を求めることも検討している。

 書類送検容疑は平成26年9月26日夕、堺市南区内の市道で、近くの主婦(62)が運転する乗用車の前に飛び出し、蛇行運転や急停止をして運転を妨害したとしている。

 この時の様子を仲間の高校生がスマートフォンで撮影。別の現場で高校生が職務質問された際に動画が見つかり、発覚した。

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保守記事.133-10-3 ワニかに?

2015-01-14 12:31:08 | 記事保守

ビール飲み56人死亡 ワニの胆汁混入か モザンビーク

マラボ〈赤道ギニア〉=三浦英之

2015年1月12日18時47分

 アフリカ南部のモザンビークで、伝統的な製法でつくられたビールを飲んだ56人が死亡し、49人が病院に搬送された。同国の保健当局が11日発表した。AP通信が伝えた。

 同通信によると、56人は週末に開かれた葬儀に出席し、キビやトウモロコシの粉から作られたビールを飲んだ。当局者は「ビールにワニの胆汁が混入 された可能性がある」とみている。当局がビールなどの試料を採取し、原因を調べている。AFP通信によると、死者には2歳の幼児も含まれている。

 

ワニの胆汁の成分はどんなもの?人間の胆汁からイメージ・・・。 - マリーニュースペーパー

場所はアフリカの国、モザンビークにあるテテ州
そこでで行われたお葬式で、自家製醸造酒「フォンベ」が振る舞われたみたいです
が、それを飲んだ人が次々と中毒症状を訴えたのだそうなんです
モザンビークではラジオにて、12日までの間に69人が死亡、169人が入院
そして30人以上の方が今も入院している
と伝えました

 フォンベはトウモロコシなどから製造される、ビールに似たモザンビークの伝統的なお酒なんだそうですよ
モザンビークの地元メディアは、非常に毒性の強いワニの胆汁が、このビールの中に含まれていたのだと報じていますが、まだワニの胆汁が原因かどうかは、はっきりしていないそうです


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ワニの場合、他の動物を捕食する肉食動物ですので
人間よりもはるかに強力な消化能力を持っているのではないでしょうか
ですので、その消化を助ける胆汁成分に
毒性があったとしても不思議ではないかもしれませんね



タンザニアなどでは、古くから
ワニの胆汁は猛毒である、という信仰があったのだそうですが
ネット上の意見を広く集めてみると
ワニの胆汁と言うのは
伝説レベルの噂でしかない
という意見が多くあるようですが
実際には、この胆汁が原因なのかどうか
まだはっきりしていないようですね

 

ワニの胆汁に毒性はない-昔からの言い伝え・神話か | ニュース速報Japan

アフリカのモザンビークでビールの中に「ワニの胆汁」が混入されていた騒動で、ワニの胆汁の毒性に関して様々な意見がネット上に投稿されています。

ジンバブエの大学教授が医療系ジャーナルに載せた昔からの言い伝えによると、ワニの胆汁は毒性が非常に強いということです。

指や爪で数滴たらすだけで24時間以内に亡くなってしまう場合もあるといい、ビールや食べ物に混入させ、毒殺するために使われることがあるという言い伝えも。

ワニの胆汁は簡単に手に入るものではないようですが、ジンバブエの部族の治療を行う立場にある人物に頼めば、手に入れることも出来るといいます。

しかし、これらは全て”言い伝え”で、大学教授が実際にワニの胆汁について実験などを通じて検査したところ、そこまでの毒性はなかったということです。

そのため、ワニの胆汁に小さな毒性はある可能性がありますが、死者が出るほどの危険物であるというのは、昔から伝わる言い伝え・神話であるとみられます。

 

保守記事.133-10 ワ、ワニ?

保守記事.133-10-2 どう見ても偶然じゃないだろう


保守記事.440 まず、一杯

2015-01-14 12:17:47 | 記事保守

隣人刺した男逮捕 被害者は負傷後、男を部屋に上げて酒提供

01/12 18:49
 
埼玉・川口市で、アパートの隣に住む男性を刃物で切りつけた疑いで、64歳の男が逮捕された。隣人トラブルが招いた事件の一部始終を、被害者自らが語った。
刃物で切りつけられた被害者の男性(70)は「ここに骨がある。そこにぶつかった。やっこさん(容疑者)、横にしてきましたから、刃を」と語った。
男性の胸に生々しく残る傷。
この男性を刃物で切りつけたのは、アパートの隣の部屋に住む男だった。
1月7日夕方、川口市にあるアパートで事件は起きた。
アパートに住む男が、隣の部屋に住む男性のもとを訪れ、突然切りつけて逮捕された。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、無職の筒井真悟容疑者(64)。
筒井容疑者は、隣に住む70歳の男性の部屋を訪ね、胸に刃物で切りつけた疑いが持たれている。
 
動機について、隣人が出す生活音がうるさかったと話している筒井容疑者。
FNNは、被害に遭った男性に、当時の状況を聞くことができた。
 
男性は「(筒井容疑者がドアを)バーンと、何も言わずに。20cmくらいの刃渡りの(包丁)。(刃が)パキンと折れて。(わたしは)痛みなんかあまり感じない。わたしもお酒が入っているから」と語った。
筒井容疑者が突き出した刃物は、男性の胸の骨に当たり、刃が折れたという。
すると男性は「なんで刺されたのかわからないが、『まあまあ、いいから上がれよ』と。(そのままおうちに?)上げて、わたしは飲んでいたから、お前も飲めよと。缶ビール2本飲ませてやって」と語った。
お互い高齢者の1人暮らし。
普段から食料品などを分け合う仲だったこともあり、男性は、筒井容疑者を部屋に上げ、1時間ほど酒を飲んだという。
男性は「(わたしは)『今度、素手でやるんだったら、お前、おれの方が絶対強いからな』と言った」と語った。
 
また、男性は病院に行った時のことについて「(医者は)当たったところが骨だから、それ以上、(刃が)行かなかったと。刃物が入らないのに血が出るということは、かなりの力だったということですね。あの野郎、殺意があったのかと」と語った。
被害に遭った男性は事件後、筒井容疑者に会うことはなく、謝罪の言葉もなかったため、11日、筒井容疑者が部屋にいることを確認し、110番通報したという。
生活音が原因で起きたとされる事件。
被害男性は、その音について、「音はここが1カ所。(ミシミシという音?)そうです。音に敏感なのかな」と語った。
警察は、トラブルの原因をさらにくわしく調べている。