どうでもいいです、の話

「どうでもいい」トピックスを載っけていたり、公記事の保守をしたしするページです。

保守記事.467 グンマーの選挙

2017-09-21 12:51:24 | 記事保守

自民群馬県連「全区で当選目指す」

2017.9.21 10:50

 自民党群馬県連の狩野浩志幹事長は、迫る解散に「時間との戦い。やるべきことをやる。5区全てで当選を目指す」と話した。20日の県議団総会では選挙対策委員会の開催日程などを調整。だるまや襷を発注するなど選挙モードに入った。

 「森友学園や加計学園の疑惑隠しと言わざるを得ない」と話すのは民進党県総支部会長の黒沢孝行県議。この時期の解散に「何のための内閣改造か」と批判しつつ同日、県議らによる対策会議を開催、全県で連合群馬と合同選対を立ち上げることを確認した。1~4区で候補を立てる予定。

 社民は5区の候補者擁立に向け最終調整中で、民進が推薦に回る方向。ただ、民進は共産を含めた野党共闘には「党本部の指示に従う」。共産は1~5区で既に候補予定者を決定しているが、小菅啓司県委員長は「本気で共闘しないと支持は得られない」と、野党共闘に前向きだ。

 

群馬1区保守3分裂の恐れ 中曽根康隆氏、28日前後に結論か

2017.9.21 10:47

 官邸発で突如吹き荒れた“解散突風”。群馬県内各党は「10月10日公示-22日投開票」での衆院選日程を視野に急ピッチで準備に入った。短期決戦となるが、注目は保守3分裂の可能性のある1区だ。保守地盤の固い群馬とはいえ、3分裂なら票の分散は避けられず、混乱も予想される。(久保まりな、吉原実、住谷早紀)

 1区の候補者調整で、自民党県連は女性問題を抱えた現職の佐田玄一郎氏を諦め尾身朝子氏=比例北関東=を公認として推薦することを決めている。ただ、佐田氏も現職として出馬に意欲を捨てておらず、そこに中曽根弘文氏の長男、康隆氏の動きが活発化。支持者の中には無所属での出馬も辞さずとの声もあり、3分裂の可能性も出ている。

 康隆氏は5日、支持者を集めた会合で、弘文氏の秘書を辞めたことを明らかにし「自分の政治活動に精進したい」と臨戦態勢突入を報告したばかり。「自民、衆議院、群馬にこだわるが状況が複雑なので、まだ様子を見ている状況」としていた。そこに突然の解散風。動きは加速するのか。

 康隆氏本人は19日、産経新聞に「状況を見ていることに変わりはない」としながらも、「思いのほか選挙が近くなった」と戸惑いも隠さない。それでも「1区も選択肢に入っている」と28日の解散前後には結論を出す方向で検討している。

 県連の山本一太会長は、ここまで「尾身氏の公認推薦が覆ることはない。本部も公認してくれると確信している」と再三、強調してきた。しかし自民支持者や議員には35歳という若き中曽根ファミリー3代目への待望論も根強く、前橋市の60代の支持者は「10月総選挙ということなら、短期決戦でがんばってほしい。秘書を辞め退路を断った以上、前に進むしかない」と出馬に期待を寄せている。

 民進は現職の宮崎岳志氏が挑み、共産は店橋世津子氏を擁立する構え。保守3分裂の場合、野党が漁夫の利を得る形も考えられる。

「中曽根親子」を徹底批判する山本一太参院議員 群馬1区公認「場外乱闘、炎上」の“背景”は

2014.12.1 11:00

 自民党の衆院群馬1区の公認調整をめぐり、党群馬県連が前職の佐田玄一郎元行政改革担当相を「公認したくない」となり、中曽根康弘元首相の孫で中曽根弘文元外相の長男、康隆氏を推す動きがあった。最終的には、党本部が「佐田氏でも勝てる」として同氏を公認したことで、一応の決着をみた。

 ところが、群馬1区の公認問題で群馬県選出のある国会議員が、ブログで徹底した「中曽根批判」を繰り広げた。前沖縄北方担当相の山本一太参院議員だ。康隆氏もブログで反論すると、山本氏は「倍返し」のように反応。山本氏が仕掛けた激しい「場外乱闘」は、群馬県連内に「余計なしこり」を残すことになった。56歳で参院当選4回を数えるベテラン政治家の山本氏は、32歳で「大勲位の孫」で弘文氏の秘書歴1年数カ月の康隆氏に何と攻撃したのか。

 群馬1区の公認調整をめぐり、県連内には佐田氏に代わって康隆氏を推す動きがあった。康隆氏も衆院解散翌日の11月22日、群馬1区の支部長になりたいと申請した。

 山本氏は、康隆氏の出馬が取り沙汰される前からブログで「反中曽根」を展開していた。

 一貫している主張は「同一県内に親子が国会議員になってはいけない」というものだ。実は、小渕優子前経済産業相の議員辞職が取り沙汰され、週刊誌などが康隆氏の群馬5区出馬の可能性を報道したときから始まっていた。群馬1区の公認問題に関しては、11月の21日から24日にかけて「衆院群馬1区、(弘文)県連会長の長男擁立には断固反対する!」と題した投稿を10回にわたり集中掲載し、批判のトーンも上がった。

 例えば、21日夕にアップした「その3」はこんな内容だ。

 「佐田氏のスキャンダルが発覚した後、急に(?)仕事をやめて父親の秘書になり、前橋を回り始めた現職の参院議員である県連会長の長男を、単に『ブランドがあるから』とか、『県連会長の長男だから』とか、『イケメンだから』とか、そんな理由で公認候補として急遽(きゅうきょ)、擁立するようなことに賛成できるわけがない」

 佐田氏のスキャンダルとは昨年6月に「週刊新潮」に報じられた女性問題を指す。このとき佐田氏は責任をとって衆院議院運営委員長を辞任している。

 康隆氏は同日、「中曽根弘文ファミリー」のブログで反論に出た。

 勤めていた外資系証券会社に辞表を出したのは佐田氏のスキャンダルが明るみに出る前であり、政界を目指す意思決定と佐田氏のスキャンダルは無関係だと主張。「事実と異なることや、他人に誤解を与えるような内容に関しては、しっかりと訂正・謝罪をしてもらう必要がある」と抗議した。

 山本氏は23日、「その7」で「明らかに不注意だった。事実関係の確認が不十分だったことを反省している」と受け入れ、前出の記述を一部書き直した。しかし、康隆氏の擁立に反対する立場であることに変わりはなく、記述の辛辣(しんらつ)さは激しくなった。

 「その8」では、康隆氏の反論のブログに関し、秘書の言葉を引用する形で「上から目線」だと批判し、「父君と同じ選挙区で19年間、国会議員をやっている目上の人間に対して、『最低限の礼節』というものはあってしかるべきだと思う。しかも、康隆氏は父君の秘書という立場なのだ」と糾弾した。ブログで抗議してきたこと自体についても「ひとことで言うと、とても殺伐とした、ギザギザで冷たいアプローチだ」と切り捨てた。

 山本氏が康隆氏をここまで攻撃するのは、「政治は『ファミリー独占ビジネス』ではない」とする「訴え」の他にも、2つの理由があるとみられている。

 一つは、今年8月の県連会長選で、選挙戦の必要性を訴えていた山本氏が条件が整わなかったために立候補できず、弘文氏の無投票3選が決まった経緯があること。もう一つは、山本氏自身が衆院へのくら替えをひそかに望んでいるとされていることだ。

 この点について、山本氏は「中曽根県連会長に対する個人的感情で書いているわけではない」「自分は、参院から衆院にくら替えして群馬1区から出ようなどとは、全く考えていない」といずれの説も一蹴する。

 自民党内には山本氏について「一政治家としてはやり過ぎだ」との声が少なくない。隆氏についても「党にどれほど貢献してきたのか」と冷ややかに見る向きもある。

 康隆氏は24日のブログでこう記した。

 「政治の重要性を再認識すると共に現実の政治は甘いものではなく、命がけで取り組む覚悟が必要だという事も改めて痛感しました。しかし厳しさを知った上でも、国政の場で全身全霊を捧げて働きたいという気持ちが一層強まって参りました。今後、もし挑戦の機会を与えられるならば、浅学非才の身ではありますが、持てる力の限りを尽くし、皆様と共に群馬と日本の未来を切り開いて行きたいと考えます」

 一方の山本氏は、25日に公認問題が決着しても、翌26日のブログでこう記した。

 「このドラマはまだ終わっていない。遠くない将来、新たな局面に突入する可能性もある」

 「康隆氏には何の恨みもない」と綴ってきたが、敵愾心はあらわだ。27日のブログでは、群馬1区候補の人材発掘にも意欲をみせた。

 

 


保守記事.101-221 この国の現状

2017-09-21 12:20:09 | 記事保守

少女に金魚を食べさせるなどの罪、実刑確定へ 最高裁

岡本玄

2017年9月17日05時43分

 福岡県久留米市で2015年、少女に金魚の死骸を食べさせるなどの虐待を重ねたとして、逮捕監禁致傷や強要、暴行などの罪に問われた無職江上孝被告(47)を懲役10年とした一、二審判決が確定する。最高裁第二小法廷(鬼丸かおる裁判長)が14日付の決定で被告の上告を棄却した。

一、二審判決によると、被告は15年、同居していた10代の少女の両手首を二段ベッドの柵にロープで縛って監禁し、右手首を骨折させた。また、自宅で育てていた金魚を殺して死骸を食べさせ、水槽の水を飲ませることなどを強要。火のついたたばこを舌に押しつけるなどした。

 被告側は「身に覚えがない」「脅していない」などと無罪を訴えたが、今年1月の一審・福岡地裁久留米支部判決は「被告の供述は信用できない」として退けた。6月の福岡高裁判決も一審判決を支持した。(岡本玄)

 

 

金魚食べさせられる虐待の日々 被害少女が当時の心境

倉富竜太

2017年1月31日20時36分

 福岡県久留米市で、母親の交際相手の男から金魚の死骸を食べさせられる虐待を受けていたとされる少女(18)が1月31日、代理人弁護士を通じてコメントを公表した。「もっとひどい暴力を振るわれると思うと、耐えるしかなかった」と当時の心境を明かした。

 福岡地裁久留米支部の判決によると、少女と同居していた江上孝被告(47)は2015年、火のついたたばこを数回押しつけたり、金魚の死骸約60匹を食べさせたりした。逮捕監禁致傷、暴行などの罪で懲役10年を言い渡され、無罪を主張して控訴中だ。母親(47)もペンチで少女の舌を引っ張ったなどとして懲役3年執行猶予5年の判決が確定している。

 少女はコメントで「誰かに助けを求めたり、家から逃げ出したりすれば、仕返しをされて、もっとひどい暴力を振るわれるのではないかと思うと怖くてたまらず、じっと耐えるしかありませんでした」「恐怖で頭がいっぱいになっていて、逃げ出したいということすら考えられない状態でした」と記した。

 現状については「今でも、虐待を受けていた時のことを思い出したくなくても思い出してしまう時があり、怖くなったりつらく悲しい気持ちになったりする」とした。

 そして「一日でも早く事件のことは忘れて事件で受けた恐怖や苦痛から解放されたいという気持ちが強い」「今、私が願うことは、事件が起こる前のように心から笑える日を出来る限り早く取り戻したい、ただそれだけです」と結んだ。

 弁護士によると、少女は現在、…

保守記事.101-204 ぼくたちの将来は。。。
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保守記事.391-5-6 煽りでなく、真実を!

2017-09-21 12:19:53 | 記事保守

被ばく影響、科学界の結論

毎日新聞2017年9月21日 東京朝刊

 今月1日に日本学術会議から「子どもの放射線被ばくの影響と今後の課題」という報告書が発表された。日本学術会議は我が国の人文・社会科学から理学・工学までの全分野の代表者からなる、いわば「学者の国会」。政府に対する政策提言から世論啓発までを役割としている。

 報告書が対象としている東京電力福島第1原発事故については、既に多くの論文や調査結果などが蓄積されている。国連科学委員会の報告でも、放射能由来の公衆の健康リスクについて「今後もがんが自然発生率と識別可能なレベルで増加することは考えられない」と結論が出ている。

 学術会議の報告でも、被ばく量はチェルノブイリ原発事故よりはるかに小さいという評価が改めて示されているが、特に不安の多い子どもへの影響に焦点を絞っている点が重要だ。「福島第1原発事故による胎児への影響はない」としており「上記のような実証的結果を得て、科学的には決着がついたと認識されている」とまで書いている。

 報告書を読むと、不安論者のよりどころとなる内部被ばくから、福島での甲状腺がん検査の評価まで、考えられそうなポイントはすべて丁寧に押さえている。

 その意味で、この報告書はいわば、事故後6年たっての科学界からの「結論」。これを覆すつもりなら、同量のデータと検討の努力を積み重ねた反論が必要だ。一部の専門家といわれる人に、いまだに「フクシマ」などという差別的な表記とともに、単に感覚にすぎない「理論」で不安をあおる人がいるが、そういう説はもはや単なる「デマ」として切って捨てるべき段階に来ている。

 マスコミにも課題がある。不安をあおる言説を、両論併記の片方に置くような論評がいまだにあるが、データの足りなかった初期段階ならいざ知らず、今それをするのは、健康問題を語るときに「呪術」と「医術」を両論併記するようなもの、と思ったほうがいい。

 そういう転換点になりうる重要な報告なのに、毎日新聞を含めて報道の少なさはなんだろう。この報告書を、本コラムを読んで初めて知ったという読者も多いと思う。それも当然で、新聞でいえば、福島の地方紙以外は全国紙の福島版とデジタル版で一部報道された程度。子どもに焦点を当てたという点でも十分に「ニュース性」があるのに、だ。ネットでは、この報道の少なさに違和感を覚えるという多くの書き込みがされている。

 この報告の題名に「今後の課題」とあるのは、既に決着のついた科学分野についてではない。科学的には結論が出ても無くならない不安、さらにそれをあおろうとする言説だ。「子どもが産めないの?」という不安を福島の子どもたちに抱かせないようにするため、学術会議の「結論」をどう広く伝えるかが「課題」。マスコミができることは、もっとあるはずだ。(東洋大INIAD学部長)

乳歯は被ばくの証拠品 藤野健正さん



毎日新聞2016年3月7日 東京夕刊

 

 東京電力福島第1原発事故後の子どもたちの内部被ばくの調査に役立てようと、放射性物質ストロンチウム90が取り込まれやすい乳歯の保存を呼びかける運動が広がっている。学識者らが昨年設立した「乳歯保存ネットワーク」の共同代表で、首都圏3カ所で歯科を運営する医療法人理事長の藤野健正さん(67)は「乳歯は被ばくの証拠品となる。将来のため捨てないで」と話す。

 歯科のある千葉県松戸市が事故で放射線量の高い「ホットスポット」とされ、住民の不安が高まるなか、「歯科医として子どもの命と健康を守るためにできることを」と震災の年から取り組みを始めた。これまでに約500本の乳歯が提供され、一部はスイスの放射線測定所に解析を依頼した。同ネットワークは来年、中部圏に独自の測定施設を造る計画だ。

 乳歯は母親の胎内にいる時に形成される。「5年前の事故当時に胎児だった子どもの歯が、ちょうどこれから抜けてくる時期。保存運動はさらに重要になります」【田中洋之】

 

保守記事.391-5 許されざるもの

保守記事.391-5-2 早めの処置を怠ったばかりに

保守記事.391-5-3 結局、どれが真実?

保守記事.391-5-4 結局、真実は?

保守記事.391-5-5 結局、真実は?


保守記事.466 みんなみんな東芝!

2017-09-21 12:05:18 | 記事保守

東芝幹部「鴻海なら楽だった」 半導体売却、迷走8カ月

2017年9月21日05時08分

 「東芝メモリ」の売却先が20日、「日米韓連合」に決まった。東芝が売却方針を表明してから8カ月。迷走の末に、しびれを切らした取引銀行に期限を区切られ、「見切り発車」での決着となった。売却差し止めの訴訟を抱え、独占禁止法上の審査もこれからだ。

 「契約までは安心できない」。20日、買い手に決まった「日米韓連合」を主導する米投資ファンドのベインキャピタル関係者は気を引き締めた。これまで東芝は方針転換を重ねてきただけに、不安が残る。

 東芝が決断したのは、支援を受ける三井住友、みずほ、三井住友信託の主力3銀行に「20日決着」を約束していたからだ。3行などが設定した東芝の融資枠は今月末が期限。財務基盤の弱い東芝にとって、更新されなければ大きな痛手だ。

 今月上旬、主力行幹部から「月内の売却先決定が更新条件」とも迫られた。もともと銀行団から指定された「8月中の決定」は、すでに破っている。

 銀行は東芝メモリの売却益をあてにして東芝に融資している。売却が遅れ、来年3月末までに債務超過が解消されないと、各行の決算に響きかねないのだ。

 東芝が半導体メモリー事業の売却方針を表明したのは今年1月。6月に「日米韓連合」を優先交渉先に選んだが、8月に一転して米半導体大手ウエスタンデジタル(WD)が加わる「新日米連合」と売却で大筋合意。ところが結局、「日米韓」に戻った。

 東芝と協業するWDは、国際仲裁裁判所に東芝メモリの売却差し止めを申し立てている。銀行団が東芝に推してきたのは実は、WDの新日米連合だった。WDが提訴を取り下げ、買収が白紙になるリスクがなくなるためだ。

 だが、WDは大筋合意後に、東芝メモリの経営に強くかかわることを示唆。主力のHDD(ハードディスク駆動装置)に代わるメモリー事業が経営を左右するからだ。これに東芝が猛反発。交渉が行き詰まった。

 19日朝、その新日米連合から修正案が東芝に届いた。買い手からWDが外れ、経営にも関与しない大幅な譲歩だった。主導したのは政府系ファンドの産業革新機構だ。ただ、東芝も買い手を外れ、売却後の経営に関与できなくなる。

 東芝は世界に先駆けてNAND(ナンド)型フラッシュメモリーを発明した。思い入れは強い。交渉で募った不信感もぬぐえず、「言ったことと、契約書案に書いてあることがいつも違う」「訴訟で脅してくる」。19日深夜まで検討したが、譲歩案の採用は見送られた。

 機構幹部は嘆く。「ビジネスと感情は切り離すべきなのに、東芝は持ち込んでしまった」

 東芝の「迷走」の裏で動いたのは経済産業省だ。「安全保障面でも半導体技術は重要。海外流出は避けなければならない」(幹部)との考えからだ。国内雇用の維持や日本主導の半導体経営にこだわった。

 東芝が米半導体大手のブロードコムへの売却をめざしていると伝わった6月、傘下の革新機構を核に「日米韓連合」をつくって買い手として立候補させた。ブロードコムは「主導権を握れなくなった」(関係者)として撤退した。

 日米韓連合が、WDとの係争リスクを抱えて交渉が頓挫すると、WDをとりこんだ新日米連合づくりへと動いた。

 ちょうど7月の人事異動の時期と重なり、新たに就任した寺沢達也・商務情報政策局長が、得意の英語でWDのスティーブ・ミリガンCEO(最高経営責任者)とじかに渡り合ったとされる。東芝幹部も「国産の半導体を守りたいという問題意識は同じだ」と経産省に寄り添った。

 だが、別の東芝幹部は「台湾の鴻海精密工業に売れれば楽だった」とこぼす。鴻海は買い手候補で最高額を提案したとされる。東芝の再建を急ぐなら鴻海に売るのが最善だが、技術流出を懸念する経産省が待ったをかけていた。経産省にとって鴻海は、シャープ再建の担い手を争って競り負けた相手でもある。

 「東芝メモリはみんながほしい技術を持つ。売り手が強いのだから、もっと買い手を競わせればよい」。経産省幹部は売り急ごうとする東芝を、そう戒めていた。

 だが、これで東芝の経営が一息つくわけではない。

 売却差し止めの国際仲裁裁判所の審理はまもなく本格化する。買い手から外れたWDが、訴訟を乱発する可能性もある。

 長期の売却交渉を演じた代償も小さくない。同業企業の合併・買収でシェアが増す場合、公正な競争がゆがめられないか、各国の独占禁止当局に審査される。審査期間は半年が目安とされ、これを通らなければ、売却は完了しない。東芝は来年3月末までに売却益を得て債務超過を解消できないと、上場廃止になる。

 日米韓連合には半導体大手の韓国SKハイニックスも加わる。審査対策で買収当初は東芝メモリの議決権を持たない方向だが、金融関係者は「SKが将来的に出資するなら、潜在的に議決権を持つとみられて審査が長引く」と心配する。

 これとは別に東芝は、東京証券取引所から上場企業にふさわしいか審査も受けている。不正会計問題で2015年9月に「特設注意市場銘柄」に指定され、内部管理体制の改善を命じられている。東証は改善の進み具合をみて、年内にも判断を示すもようだ。

 上場廃止を回避できたとしても、東芝を待ち受けるのはいばらの道だ。手放す東芝メモリは、東芝の営業利益の9割をたたき出す稼ぎ頭。白物家電や医療機器は売却済みだ。残る水処理事業やエレベーター、原発の廃炉などで成長できるのか。綱川智社長は「核となる事業はないが、確実にやり遂げる」と話している。

     ◇

 〈東芝メモリ〉 東芝の半導体メモリー事業を分社化して4月1日に発足。米原発事業の失敗で生じた巨額損失によって、東芝が債務超過に陥ることになり、これを穴埋めするために売却を迫られた。スマートフォンの記憶媒体などに使われる半導体「NAND(ナンド)型フラッシュメモリー」の世界シェアは2位。

■「東芝メモリ」売却先選びは迷走した

17年1月27日 半導体事業の売却を決定

  2月14日 分社化した新会社の株式の過半を売る方針を表明

  4月1日 分社化した「東芝メモリ」が発足

  5月14日 WDが売却中止を国際仲裁裁判所に申し立て

  6月21日 優先交渉先を「日米韓連合」に決定

  8月10日 WDや台湾の鴻海精密工業とも売却交渉を再開すると発表

    下旬 WDを含む「新日米連合」への売却で大筋合意

    31日 取締役会で決定先送り

  9月13日 再び「日米韓連合」を軸に交渉すると決定

    19日 「新日米連合」の修正案を検討

    20日 「日米韓連合」に売却決定

  10月下旬 臨時株主総会で売却を報告?

18年3月31日 売却益で債務超過解消、株式上場維持?

 

 


保守記事.196-59-4 よくわからんが、そんなバナナ!

2017-09-15 12:58:29 | 記事保守

雄と雌「逆転」の虫を研究、日本人らにイグ・ノーベル賞

森本未紀、小堀龍之

2017年9月15日08時06分

 人々を笑わせ、考えさせた業績に贈られる「イグ・ノーベル賞」が14日、米国ハーバード大で発表され、日本人らの研究チームが「生物学賞」を受賞した。日本人の受賞は11年連続。チームは男女の入れ替わりを描いたヒット映画「君の名は。」を思わせるような、雌雄が「逆転」した昆虫について研究した。

 受賞したのは吉澤和徳・北海道大准教授(46)、上村佳孝・慶応大准教授(40)、海外の研究者のチーム。ブラジルの洞窟で見つかった新種の虫の雌が「ペニス」のような器官を持ち、それを使って雄と交尾することを解明した。性差とは何かを考えさせるとして、研究が評価された。

 この虫は体長約3ミリで、日本では住宅など身近な場所にいる「チャタテムシ」の仲間。吉澤さんは和名を「トリカヘチャタテ」と名付けた。男女の入れ替わりを描いた平安時代の古典「とりかへばや物語」からとった。

 トリカヘチャタテは2010年以降に新種として登録された。吉澤さんらは生態を詳しく観察し、40~70時間と長時間にわたる交尾で、実際に雄雌の交尾器官が「逆転」して機能することを解明。14年に論文で発表した。

 世界中にチャタテムシは約5千種いるが、交尾器官が逆転したトリカヘチャタテの仲間はブラジルの洞窟にいる4種だけ。魚類など性別自体が変わる生き物はいるが、このような生き物は知られていないという。

 「逆転」の理由について、吉澤さんらは交尾の際、雄が精子と一緒に栄養分を雌に渡すことに着目。この栄養分を得るため、雌が進んで交尾をコントロールできるよう進化したのではないかと考えている。(森本未紀、小堀龍之)

     ◇

 〈イグ・ノーベル賞〉 ユニークな科学研究を紹介する米国の雑誌が1991年、面白いが埋もれた研究業績を広めようと始めた。賞の分野は様々で、賞金は原則出ない。授賞式は米国のハーバード大であり、「本家」ノーベル賞の受賞者らも出席する。生きたカエルを宙に浮かせる実験で2000年のイグ・ノーベル賞を受賞したアンドレ・ガイム氏は、10年にノーベル物理学賞も受けた。

■今年のイグ・ノーベル賞の主な受賞研究

 ネコは固体にも液体にもなれることを流体力学で証明(物理学賞、仏)▽生きたワニとの遭遇がギャンブル嗜好(しこう)性に与える影響(経済学賞、豪州)▽医学研究「なぜ老人の耳は大きいか」(解剖学賞、英)▽吸血コウモリが人間の血液を吸っていた初の科学的報告(栄養学賞、ブラジル)▽チーズに吐き気をもよおす人の脳の状態を測定(医学賞、仏)

ノーベル賞のパロディーとしてユニークな研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式がアメリカのハーバード大学で行われ、メスにオスのような生殖器がある昆虫を発見した北海道大学などの研究者が「生物学賞」に選ばれ、日本人の受賞は11年連続となりました。

「イグ・ノーベル賞」は、1991年にノーベル賞のパロディーとしてアメリカの科学雑誌が始めた賞で14日、ハーバード大学で、授賞式が行われました。

このうち、「生物学賞」は北海道大学の吉澤和徳准教授と、慶応大学の上村佳孝准教授らが受賞し、日本人は11年連続の受賞となりました。

吉澤准教授らは、ブラジルの洞窟で、メス側の生殖器が伸縮可能な形で、オスの腹部に差し込まれる「チャタテムシ」の仲間の昆虫を発見しました。

この昆虫は、メスがオスの腹部から精子を受け取って生殖するということで、性の違いを考えるのに重要な示唆を与えるとされています。

研究内容が発表されると、会場は困惑した雰囲気になりましたが、吉澤准教授らが「世界中の辞書には、男性の生殖器は男性のものと書かれていますが、私たちの発見によってすべて時代遅れになりました」と話すビデオメッセージが紹介されると、笑いと拍手に包まれました。

会場で研究内容を聞いていた女性は、「私の友人にも性の区別を超えて生きている人がいるので、興味深い研究だと思いました」などと話していました。

吉澤准教授「ほとんど見向きもしなかった」

北海道大学の吉澤和徳准教授が研究対象としたのは、「チャタテムシ」。私たちの家の中でも見つけることができるごくありふれた昆虫のため、ほかの研究者は、ほとんど見向きもしなかったといいます。

吉澤さんは「自分は、チャタテムシ研究の第一人者と思っているが、それは、日本で研究しているのは、私ぐらいしかいないためで世界的に見ても数人しかいないのでは」と話しています。

このため吉澤さんが研究をスタートさせると国内外から新種のチャタテムシを次々と発見することができたといいます。中でも光が届かず、エサもわずかしかないため生物が独自の進化を遂げる可能性がある洞窟に着目したところオスとメスの生殖器の逆転という世界的にも例がない研究成果にたどりつけたということです。

今回の授賞式も九州地方の洞窟での調査があり出席できなかったという吉澤准教授は「とても著名な賞ですし、すごくうれしく思いました。われわれの感じている性の差がどうして生じたのか、わかっていない部分も多いのでこれからも研究を進めたい」と話しています。

日本からの受賞11年連続「すごいことだと思う」

イグ・ノーベル賞を主催しているマーク・エイブラハムズさんは、日本からの受賞が11年続いていることについて「日本は、世界中が必要としている電気製品や自動車を作ってきたように、イグ・ノーベル賞受賞者を生み出す方法を見つけ出したのではないか。世界がどう思っているかはわからないが、私はすごいことだと思う。日本の研究者がほかのものをコピーするのではなく、独自の新しいものを考えていることを示していると思う」と評価しています。

そのうえで、日本の研究者へのメッセージとして「純粋に新しいことを試したいと考えるのはすばらしいことで、それが笑える内容ならば、なおのことすばらしい。ずっと続けていってほしい」と話しています。

受賞したほかの研究は

イグ・ノーベル賞は、「人を笑わせ、そして考えさせる」、独創的でユニークな研究をたたえるもので10の部門に贈られました。

このうち、「平和賞」は、オーストラリアの先住民アボリジニの木管楽器を日常的に演奏することが睡眠時無呼吸症候群やひどいいびきの改善に役立つかどうかを調べたスイスやカナダなどの研究グループに贈られました。

「経済学賞」は、ワニと接触することで、ギャンブルにのめり込む度合いがどう変わるのかを実験したオーストラリアなどの研究者が受賞しています。

自然科学の部門では、「解剖学賞」を、なぜ年配の男性は耳が大きいのかを医学的に調べたイギリスの研究者、「医学賞」をチーズが嫌いな人がチーズをどれくらい嫌がっているかを最新のMRIを使って脳内の様子を調べたフランスなどの研究グループ、「認識賞」を一卵性双生児の多くは、写真では自分たちを見分けられないことを明らかにしたイタリアなどの研究グループが受賞しています。


さらに、アジアからは日本以外に韓国の研究者が、コーヒーの入ったカップを持って後ろ向きに歩いたときにコーヒーがどのように波打つかを解析した研究で「流体力学賞」を受賞しました。
 
 

「性器の大発見」生物学賞 日本人にイグ・ノーベル賞

 ユニークな科学研究などに贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式が14日、米マサチューセッツ州ケンブリッジのハーバード大で開かれた。ブラジルの洞窟に生息する昆虫の雌に、雄のような形状の交尾器(性器)があることを発見した吉澤和徳北海道大准教授(46)や上村佳孝慶大准教授(40)ら4人が生物学賞を共同受賞した。日本人のイグ・ノーベル賞受賞は11年連続。

 体長3ミリほどの昆虫「トリカヘチャタテ」の雌は細長い交尾器を持ち、交尾の際には雄の体内に入れて根元にあるとげで雄を拘束する。交尾時間は40~70時間と長く、雌は交尾器の中にある管を通して、雄から精子と栄養を受け取るという。受精後の卵は砂の中に産むとみられる。

 吉澤さんによると、食物が少ない洞窟に生息するため、雌は雄にもらう栄養に頼っている。そのため雌の方が交尾に積極的になり、交尾器の構造の逆転を促した可能性がある。

 

イグ・ノーベル賞、日本人が11年連続で受賞 「交尾の仕方があべこべで、メスにペニスがある洞窟の昆虫」で生物学賞

2014年に論文が発表された「トリカヘチャタテ」の研究。

 ユーモラスで考えさせられる研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の2017年の受賞者が発表され、日本人らによる「メスにペニスがあり、オスにはヴァギナがある洞窟の昆虫」に関する研究が生物学賞に輝きました。ちなみに、日本人の受賞はこれで11年連続。やったー!

 受賞したのは、吉澤和徳氏(北海道大学)、上村佳孝氏(慶應義塾大学)らが2014年に発表した、ブラジルの洞窟に生息する昆虫「トリカヘチャタテ」の研究。人間をはじめとした体内受精を行う生物は、ほぼ例外なくオスがペニスを持っているのですが、「トリカヘチャタテ」はあべこべになっており、メス側にペニスのような器官が存在。それをオスに挿入し、精子と栄養分を受け取ることで交尾を行います

 現在も洞窟での調査を行っている研究チームらは、9月14日(現地時間)で行われたイグノーベル賞の受賞式に、ヘッドライトを装着したままの姿で映像出演。「トリカヘチャタテ」の研究成果などについて語り、「世界中のあらゆる辞書では、ペニスは男性のものとして説明されている。われわれの発見によって、数十億の辞書が時代遅れになった」と自信を見せていました。

イグ・ノーベル賞授賞式では、研究チームの映像が公開。洞窟探検の真っ最中で会場まで足を運べなかったそうです

 

保守記事.196-59 よくわからんが、そんなバナナ!

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保守記事.196-59-3 よくわからんが、そんなバナナ!


保守記事.465 性と聖

2017-09-12 18:26:43 | 記事保守

梅毒の患者数 約20年で最も多いペース

性感染症の「梅毒」について、ことし、全国の医療機関から報告された患者の数は、今月3日までに3700人余りと、この20年近くでこの時期としては最も多くなっていることがわかりました。専門の医師は「薬で治るので気になる症状があれば速やかに受診してほしい」と呼びかけています。

「梅毒」は細菌による感染症で、性的な接触などによって感染して発疹などの症状が出て、放置すると血管が破裂する原因になるほか、妊娠中の母親が感染すると子どもに重い障害がおきるおそれがあります。

国立感染症研究所によりますと、ことしに入って今月3日までに全国の医療機関から報告された梅毒の患者数は3728人に上ることがわかりました。

現在の方法で統計を取り始めた平成11年以降の19年間では、患者数が最も多かった去年の、この時期をおよそ850人上回り、最も多くなっています。都道府県別にみると、東京都が1185人と最も多く、次いで大阪府が497人、愛知県が208人などとなっています。

梅毒の年間の患者数は、昭和20年代には20万人が報告されていましたが、抗生物質の普及とともに減少傾向を示し、平成9年には500人程度になりましたが、6年ほど前から再び増加に転じています。

梅毒に詳しい、プライベートケアクリニック東京の尾上泰彦医師は「男性だけでなく、最近は20代の若い女性に増えているのが特徴で、原因ははっきりしていないが不特定多数の人物との性行為が感染のリスクを高めていると考えられる。薬の治療で治るので気になる症状があれば、早めに受診してほしい」と話しています。

梅毒患者の推移

梅毒は、国内では昭和20年代に20万人を超える患者が報告され、症状が進行して死亡するケースも少なくありませんでした。

しかし、その後、抗生物質が普及して薬で治るようになると患者数は減少傾向になり、平成9年には年間に報告される患者数が500人を下回りました。

こうした状況は10年以上続きましたが、平成23年ころから再び増加に転じ、年間の患者の報告数は平成25年に1228人と1000人を超え、平成27年には2690人、去年は4559人と大幅に増えています。

ことしも、報告される患者数は増加傾向が続いていて、今月3日までに3728人と、去年の同じ時期を850人余り上回って、現在の方法で統計を取り始めた平成11年からの19年間ではこの時期としては最も多くなっています。

梅毒に詳しい、プライベートケアクリニック東京の尾上泰彦医師によりますと、「ここ数年梅毒の患者が増えているが、ことしはさらに多くの人が診察に訪れていて、その多くが梅毒とわかり、治療を行っている。患者の比率は男性がおよそ7割程度で女性は3割程度だが特に20代の女性の患者が増えていて、リスクの高い性風俗に関わる人で流行が深刻になっている」と話しています。
 

保守記事.133-11-7 さる、るるる

2017-09-12 16:26:10 | 記事保守

著作権が問われた「サルの自撮り」の法廷闘争がついに完全終結

2017年09月12日 14時44分00秒

ンドネシアに生息するクロザルがたまたまカメラのシャッターを押したことで撮影された「サルの自撮り写真」の著作権の帰属に関する法廷闘争について、ついに当事者間の合意が形成され、原告が訴えを取り下げたことで解決に達しました。

Photographer wins 'monkey selfie' legal fight - BBC News
http://www.bbc.com/news/uk-wales-south-east-wales-41235131

PETA drops lawsuit demanding animals the right to own property | Ars Technica
https://arstechnica.com/tech-policy/2017/09/well-likely-never-know-if-monkeys-may-copyright-their-selfies/

今回の合意は、カメラの持ち主だった写真家のデービッド・スレーター氏とPETA (動物の倫理的扱いを求める人々の会)の間で交わされたもので、スレーター氏がクロザルの写真によって今後得る利益の25%をインドネシアの動物保護団体に寄付するという内容になっているとのこと。PETAは「クロザルの代理人」として写真の著作権がクロザルにあり、スレーター氏が無断で作品にサルの写真を使用していると主張していました。

事の発端は、Wikipediaに掲載されたクロザルの写真をめぐってスレーター氏が権利を主張し、掲載の取り下げを申し立てたことでした。Wikimedia財団がスレーター氏の訴えを却下したことからその判断が司法に委ねられており、アメリカの司法当局は「サルが偶然シャッターを押した写真の著作権をサルが所有することはできない」という判断を下していました。しかし一方で、この写真はスレーター氏が直接シャッターを押したものではないことから、スレーター氏はこの写真についてのアメリカにおける著作権は所有していない状態となっています。

そして今回、PETAとスレーター氏は共同声明を発表し、スレーター氏が金銭的な寄付を行うということで最終決着を見ることとなっています。PETA側の弁護士をつとめるジェフ・カー氏は「PETAによる画期的な事例は、野生動物が人間によって搾取されるのではなく、自分自身のために権利を拡大することについての国際的で活発な議論を巻き起こしました」とコメント。スレーター氏は、この写真に関しては権利を主張するにあまりある労力をつぎ込んでいることを語ると同時に、自身が自然保護主義者であること、そしてこの写真によってインドネシアの野生生物が守られていることに関心を寄せていると語っています。

両者は共同声明の中で、この一件により「人間以外の動物にまで法的権利を与えることについての重要かつ最先端の問題を取り上げた」と述べています。

保守記事.133-11 さる、ゴリラ、チンパンジー!

保守記事.133-11-2 さる、ゴリラ、チンパンジー!

保守記事.133-11-3 さる、ゴリラ、チンパンジー!

保守記事.133-11-4 さる、ゴリラ、チンパンジー!

保守記事.133-11-5 ゴリラって、絶滅危惧種なんだけど。。。。

保守記事.133-11-6 サルでもかける!


保守記事.246-5 生まれてきても、人間扱いされない人たち

2017-09-02 12:39:28 | 記事保守
2016年12月15日 18時55分 JST | 更新 2016年12月15日 18時55分 JST

ミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャはここ数カ月、新たな暴力の波に直面し、世界で最も迫害を受けている民族の一つになりつつある。国際人権団体ヒューマンライツ・ウォッチが12月14日に発表した報告書で新たに公開された衛星画像からは、ロヒンギャの村で10月初旬からこれまでに、すくなくとも1500棟の建物が焼き払われたことが確認できる。

ヒューマンライツ・ウォッチの報告書によると、放火事件の責任はミャンマー軍にあるとしている。ミャンマー軍はイスラム系の反政府勢力を取締まるという名目で、ロヒンギャに対し数十年にわたり人権侵害を行ってきたとみられる。ミャンマーで人口100万人を超えるロヒンギャは、政府から攻撃される一方で、人口の大半を占める仏教徒の国民に蔓延する差別にもさらされている。仏教徒の国民たちは、ロンヒギャが別個の民族であるという考えを拒否している。

ロヒンギャはまた、深刻な難民危機の真っ只中にある。 隣国バングラデシュの難民キャンプで暮らす人々の数は推定20万人、さらに多くの人々が安全を求めて近隣の国々へ逃れようとしている。2012年にミャンマーのラカイン州西部で弾圧が強まった際には、ロヒンギャの家屋が数多く破壊された。 少なくとも10万人のロヒンギャが収容所へ移されたが、行動が制限され、生活必需品や医療サービスが不足することも多い。

ビルマ(ミャンマー)、ラカイン州の村落放火事件

 

2016年12月9日時点で、ヒューマン・ライツ・ウォッチは建物1500棟の破壊を確認している。

今回のロヒンギャに対する一連の襲撃は、10月9日、ラカイン州で起きた襲撃事件をきっかけとしている。ミャンマー警察は、この事件で警察官9人が死亡し、首謀者は好戦的なロヒンギャだとしている。ミャンマー軍は事件に対応して軍事作戦を開始した。人権団体は、この作戦は州内にあるロヒンギャの村落に対する組織的かつ無差別な軍事攻撃だと主張している。

ロヒンギャの現地住民は人権団体アムネスティ・インターナショナルに、軍が武装ヘリコプターを使い民間人を銃撃したほか、兵士が民家に火を放ったと証言している。またロイター通信が複数のロヒンギャ女性の証言として伝えたところによると、10月下旬、軍の侵攻中に住民数十名が銃で脅され、レイプ被害に遭ったという。アムネスティ・インターナショナルによると、この数カ月でバングラデシュへの避難を試みたロンヒギャ数千人が強制送還されている。

ラカイン州の警察と行政当局は、ロヒンギャに対する軍の暴力行為を黙認してきた。ラカイン州の議員のひとりはBBCの取材に、兵士がレイプするには、ロヒンギャの女性はあまりにも「汚らわしい」と答えた。また、放火事件はロヒンギャの武装勢力によるもので、自分たちの村に火を放ったのだとして彼らを非難した。ラカイン州への報道陣の立ち入りは軍によって遮断されており、ジャーナリストや人権団体が現地情報を得るのは非常に困難な状況だ。

ミャンマー政府の主導的存在であり、ノーベル賞受賞者のアウン・サン・スー・チー氏は政府軍の襲撃に関して沈黙を続けている。数十年続いたミャンマーの軍事政権が2016年始めに終結して以降、スー・チー氏がミャンマー政府の実質的指導者を務めているものの、軍は依然としてかなり強い権力を維持している。スー・チー氏がロヒンギャへの攻撃に関して軍を処罰しないことに、長年続くミャンマーの人権侵害に彼女が対処するよう期待していた人権団体や有識者から批判が高まっている。

ロヒンギャの窮状を伝えるハフィントンポストUS版の動画「Behind The Fence」はこちら。

 

タイ南部山中に30人超の遺体、人身売買被害のロヒンギャ族か

2015年5月7日(木) 01時46分(タイ時間)
 
【タイ】マレーシア国境に近いタイ南部の山中で、人身売買の被害者とみられる30人以上の遺体がみつかり、タイ当局が捜査に乗り出した。

 人身売買の拠点を捜索していたタイ当局が4月30日から5月1日にかけ、埋められたり、布切れをかけて地表に遺棄されるなどした26人の遺体を発見した。6日にも、最初に遺体が発見された地点から数キロ離れた場所で、さらに6人の遺体がみつかった。

 現場には木を組んでビニールシートをかけた建物や衣類などが残されていた。タイ当局は、ミャンマーのイスラム教徒少数民族ロヒンギャ族など人身売買の被害者数百人が収容されていたとみている。このうち、病死したり、人身売買業者に殺害された人が遺棄されたもようだ。

 この事件で、タイ当局は4日、ソンクラー県の村議、村長補佐らタイ人の男3人とミャンマー人の男1人を人身売買、誘拐などの容疑で逮捕し、別のタイ人4人の行方を追っていると発表した。また、6日、南部の入国管理事務所と南部のソンクラー県、サトゥン県、ラノン県などで勤務する佐官級の警官38人を警察本部付に異動した。人身売買に関与した疑いがあると判断したもようだ。

 人身売買の被害者とみられる多数の遺体がみつかったことについては、国連、米国など国際社会からも真相究明を求める声が上がっている。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は6日、「苦境の中、故郷から脱出した人々が冷酷な人身売買業者に命を委ね、殺害された」として、深い憂慮を表明。タイ、マレーシアなど地域の各国に対し、人身売買の取り締まりを強化するよう呼びかけた。

 ロヒンギャ族はミャンマー西部に居住。ミャンマー政府による迫害と貧困で、1970年代後半からバングラデシュなどへ数十万人単位の難民が流出した。2007年ごろからは船でタイ、マレーシアに密入国を図るケースが増えている。タイ政府は過去数年、領海内に入ったロヒンギャ族の難民船を沖に曳航して置き去りにしたなどとして、欧米の人権保護団体やメディアから批判を受けた。

 今年1月には、タイ南部ナコンシータマラート県の路上検問で、ピックアップトラック3台など車5台に乗ったロヒンギャ族の男女97人と車を運転していたタイ人の男2人が不法入国、不法入国ほう助などの容疑で逮捕された。ロヒンギャ族の男女は数日間狭い車内にすし詰めにされ、満足に食事もとっておらず、車内で女性1人がすでに死亡していた。逮捕後、男性2人が血液感染などで死亡した。

 タイに密入国したロヒンギャ族は人身売買業者の手引きで、マレーシア、インドネシアといったイスラム教徒が多い国に密入国していたとみられる。人身売買業者はタイ当局の取り締まりが厳しくなったことから、タイ南部山中の収容所を放棄し、別の場所に拠点を移すケースが増えているようだ。
 

保守記事.246-4 悪者はロヒンギャなのか??

2017-09-01 18:38:25 | 記事保守

ミャンマーで戦闘、死者100人超か 隣国へ住民避難

ヤンゴン=染田屋竜太

2017年8月28日11時52分

ミャンマー西部ラカイン州マウンドーで25日未明に起きた武装集団による警察施設の襲撃事件を発端とした戦闘で、同国政府などによると、死者は100人を超えた模様だ。2千人以上のイスラム教徒ロヒンギャが隣国バングラデシュなどに逃げたとみられ、混乱が深まっている。

 政府によると、28日までに警官や軍の兵士十数人、武装集団約80人が死亡したほか、武装集団に襲われた複数のヒンドゥー教徒の民間人も犠牲になったという。地元メディアは、バングラデシュ側の避難民への取材で、約2千人のロヒンギャが国境を越えて逃亡しようとしていると伝えた。

 マウンドーはバングラ国境に近く、仏教徒が9割近くを占めるミャンマーで、イスラム教徒のロヒンギャが多数派の地域。25日未明に、約20カ所の警察施設が刃物や棒を持った数百人の武装集団に襲われ、その後、治安部隊が掃討作戦を開始した。住民によると学校や病院は閉鎖され、外出できない状況だという。

 AFP通信は、バングラの国境警備隊の話として、国境を越えようとする民間人に治安部隊が発砲したと報道。しかし、ミャンマー政府は「テロリストは子どもを盾に治安部隊と戦っているが、テロとつながりのない人にはいかなる攻撃もしていない」と説明した。

 政府は、「テロリスト集団」と呼ぶ過激派組織「アラカンロヒンギャ救済軍」による襲撃と断定。昨年10月の警察施設への襲撃とつながりがあるとみられ、国外に住むロヒンギャらから支援を受けているとしている。国際刑事警察機構(インターポール)に同組織への資金の流れを止めるなどの協力を求めた。

 今回の事件に対し、国外から懸念の声も出ている。24日にミャンマー政府諮問の委員会トップとして、ロヒンギャについての報告書を出した元国連事務総長のコフィ・アナン氏は声明で「残忍な殺戮(さつりく)は一切正当化できない」と襲撃を批判したうえで、「無実の市民に被害が及ばぬように」と政府側に自制を求めた。また、ミャンマー訪問を予定しているローマ・カトリック教会のフランシスコ法王は27日の日曜恒例の「正午の祈り」で、「悲しいニュースが届いた。(ロヒンギャが)神に救われることを祈りましょう」と話した。(ヤンゴン=染田屋竜太)

 

ロヒンギャ襲撃「国の危機に関わる」 ミャンマー軍幹部

ヤンゴン=染田屋竜太

2017年8月30日09時22分

ミャンマー西部ラカイン州でイスラム教徒ロヒンギャとみられる武装集団が警察施設などを襲撃した事件で、ミャンマー軍幹部が29日、首都ネピドーで記者会見を開き、「今回の事件はこれまでになく深刻だ。適切に対処しなければ国の危機に関わる」と述べた。地元メディアなどによると、同州では治安部隊の掃討作戦が続き、犠牲者が増え続けているという。

 軍幹部は会見で「ラカイン州はミャンマーにとって『フェンス』の役割があった。外国で訓練されたテロリストが流入すれば国全体が危険にさらされる」と説明した。また同日、最大都市ヤンゴンでは国家安全保障顧問が駐ミャンマー大使ら向けに今回の事件を説明。「隣国と連携してテロリストを根絶したい」と述べた。

 治安部隊の掃討作戦は29日も続けられており、地元メディアによると、武装集団を含む100人以上のロヒンギャが死亡した。隣国バングラデシュへの避難民も3千人を超え、増え続けている。(ヤンゴン=染田屋竜太)

ロヒンギャ2万人、無人島で孤立 川岸に子どもらの遺体

ヤンゴン=染田屋竜太

2017年9月1日09時08分

 ミャンマー西部ラカイン州マウンドーで、イスラム教徒ロヒンギャとみられる武装集団の襲撃に対し、治安部隊が掃討作戦を続けている問題で、ロイター通信は31日、国連関係者の話として、家を追われたロヒンギャ約2万人がバングラデシュとの国境付近の無人島で孤立していると報じた。

 同通信によると、戦闘が始まった8月25日以降、約2万7400人のロヒンギャが隣国バングラデシュに逃れた一方で、原因は不明だが、無人島に約2万人が孤立した。31日までの死者は計117人で、ロヒンギャの子どもや女性ら20人の遺体が、国境の川岸に打ち上げられていたという。

 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチは29日、衛星画像の解析から、ロヒンギャが多数派のマウンドー一帯の少なくとも10カ所で、家々が広範囲に焼かれたと発表した。「治安部隊が火を放った」との住民の証言があるという。

 8月30日に、ミャンマー政府がアレンジした現地取材に参加した朝日新聞の現地助手がマウンドーに近づくと、焼け焦げた土地に何度も出くわした。幹線道路には銃を持った警官や兵士が配備されていた。

 マウンドーでは、家々の扉や窓…

 

保守記事.246 日本は、どうする!

保守記事.246-2 だいぶ違うぞ!

保守記事.246-3 グンマーのミャンマー人