幼稚園児だってかなしー。
わたしが通った幼稚園では給食を食べ終えると、歯磨きをしなくてはなりませんでした。
廊下にはきんちゃく袋がぶらさがったラックがありました。きんちゃく袋にはコップと歯ブラシと歯磨き粉が入っていました。きんちゃく袋はそれぞれ、母親の手作りのものでした。
わたしは給食が食べられない子でした。遅いのではなく、食べられません。じんましんが出るわけでもアレルギーがある訳でもありませんが、拒絶反応が出るため、食べられません。が、人には(親にも)好き嫌いがあるようにしか見えないようです。
なので、給食後の歯磨きをしたことがありません。
きんちゃく袋は、ラックのどこにかけても自由でした。空いているところにかけることになっていました。
みんな母親が縫ってくれた、プリントもののかわいいきんちゃく袋がぶらさがっている中、わたしのものだけ、台ふきんで縫ったような無地のかわいくないきんちゃくが(色は白とピンクでしたが)一度も使われず、ずーっと同じ場所にかかっているのを見る度に、とてもかなしかったです。
一度だけ、幼稚園で夏休みのお泊り会の朝、友だちと一緒に歯磨きをし、うれしかったです。
わたしが通った幼稚園では給食を食べ終えると、歯磨きをしなくてはなりませんでした。
廊下にはきんちゃく袋がぶらさがったラックがありました。きんちゃく袋にはコップと歯ブラシと歯磨き粉が入っていました。きんちゃく袋はそれぞれ、母親の手作りのものでした。
わたしは給食が食べられない子でした。遅いのではなく、食べられません。じんましんが出るわけでもアレルギーがある訳でもありませんが、拒絶反応が出るため、食べられません。が、人には(親にも)好き嫌いがあるようにしか見えないようです。
なので、給食後の歯磨きをしたことがありません。
きんちゃく袋は、ラックのどこにかけても自由でした。空いているところにかけることになっていました。
みんな母親が縫ってくれた、プリントもののかわいいきんちゃく袋がぶらさがっている中、わたしのものだけ、台ふきんで縫ったような無地のかわいくないきんちゃくが(色は白とピンクでしたが)一度も使われず、ずーっと同じ場所にかかっているのを見る度に、とてもかなしかったです。
一度だけ、幼稚園で夏休みのお泊り会の朝、友だちと一緒に歯磨きをし、うれしかったです。