urauranus(ゆり)のあけてびっくりおもちゃ箱

「枡野浩一のかんたん短歌blog」にトラックバックで投稿するためのblogでしたが…??? 日々の記録……記憶。

かなしー思い出 2

2005-05-03 00:34:52 | Weblog
たぶん小学一年生の頃。季節は今くらい。
それまで乗っていた補助輪のついた自転車が小さくなり、新しいものを買ってもらえることになりました。
歩いて自転車屋へ、両親と行きました。
赤いキティちゃんの自転車が気に入り、それがいいと言いました。
他にも自転車はあり、キティちゃんのはそれより(キャラクターものだから)高く、そっちにしなさいと言われたけど、がんばってキティちゃんの自転車を買ってもらいました。
帰り道、その補助輪のない自転車をひきながら、とてもうれしかったです。
わたしは薄黄緑のワンピースを着ていました。気に入っていた洋服でした。
後ろから母親が、乗って帰れと怖い顔で言うので、しかたなく乗りました。
わたしの母親は自分の思い通りにならないと、たちまち目に見えて機嫌が悪くなる、とても恐ろしい人だったのでしぶしぶそうしました。
で、補助輪のない自転車なんて乗ったことないのに、こぎはじめました。
ん、乗れるじゃん! と一瞬思い、あっという間に道路脇の田んぼの中へ突っこんで行きました。
自転車もわたしも、どろどろになって帰りました。
とてもかなしかったです。
コメント (2)
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