おはよう

あまりにもきれいだったから…。




何の花かわかる？




これでした。




野山に咲く花が好き。
名前はよく知らないけれど、その辺に咲いている花。
人の手によって作られているものなら、野菜の花。

その昔、あたしにも「華道」にあこがれた時期があったのね。
当然のごとくフラワーアレンジメントなども。
先生も地元にいらして一度チャンスをみつけて入門したわけ。
でもね、すぐに気づいてしまった。
あたしがやりたかったのは、そういうのではない事に。
奥深くそれはもちろん素晴らしい世界でした。

けれどある時、自分で花材を用意していい時があってあたしが選んだのはじじいの畑の野菜付きの花だった。
先生も「あなたは自由におやりなさい」って。
それ以降の記憶がないのよねぇ・・・。
その時の花切り鋏は今でも大事に使っているよ。

今でもフラワーアレンジメントをみると、ぅわぁ～美しいと思うし花器にリンとおさまった花をみると素晴らしいと思う心はあるのよ。

でも野山や畑で神さまがこしらえた色をまとったそのままの姿の花や草たちに「いのちの力」を感じずにはいられないのです。
朝露にぬれた雑草や土の匂いの混ざった花に
たまらなくドキドキときめくのです。