目の前の草むらの中にダイヤを発見してしまったような写真。
昆虫の笑顔やその小さな存在の大きないのち、愛おしさが紙に写っていた。
神様にしかつくれない色をまとう昆虫の繊細な姿。
写真の前に立つとときめく。
色があるのにモノクロに近い迫力を感じる・・・。
でも光り物の宝石箱を開けたようなまばゆいひかりも感じる。
女性の写真家、水上みさきさん。
セミナーではプロジェクタートラブルで思わぬハプニング!
当然、ご本人は動揺されている。
お仲間が全力でフォローされている。
「作品をより生かす紙の不思議」について大嶋 博さんが最初にお話し下さった。
大嶋さんは笑顔がやさしい方で「プロフェッショナル」という言葉がうかんだ。
参加されるみなさんがみんな表現者。
分かり合える空気がステキでした。
知らなかった世界ですが、その片隅に座らせていただき表現する物のその奥を深く見つめるたくさんの目に出会え、表現への想いはふくらみ、帰りの道のりの短かった事!
水上さんの講演は途中から画像復帰。
お人柄や、心のやさしさが伝わる、聴き入るお話しでした。
ステキな機会をありがとうございました。
水上みさきさん写真展は
北杜市オオムラサキセンター
7月18日~9月2日
ぜひお出かけ下さい。