野外ライブなのである。
舞姫たちはキャンドルのひかりの中で踊る。
音とからまり、「人」ではないように見える。
音をさがしに来たはずが、初体験ライブは舞に惹かれてしまった。
森の中で太鼓が響き、笛がなり、ひかりがゆれる。
儀式のようだ。
プロデューサーは自然と交信し、ひびきあい、山や森を鳴らしたいのだなぁと感じた。
間近でみるそのしなやかさは、獣のようで美しかった。
ひときわ目を惹く。
ライブが終わってもその余韻はつづく。
誰かと向き合っていても、それは自分をうつす。
どうありたいのか。
どう生きたいのか。
あんな風に過ごせることはしあわせ。
安心満タンな時間。