1975年、バンバンの「いちご白書をもう一度」です。
聴くと学生の頃の自分が現れて、消えかけた映像を再び鮮明に蘇らせてくれます。
文化祭で「いちご白書」が上映されると、映画通のY君は
「学生運動の映画だから面白くないぜ」
したり顔でぼくに説明してくれました。
確かにつまらない映画だったのですが、その頃好きな人がいて
授業を抜け出して一緒に映画は行かなかったのですが、
おとなしい青春を謳歌していたのかもしれません。
今でもその頃書いた詩が幾重にも自分の胸に折り重なり、
はらはらと一枚ずつ脳裏を巡るのです。