夏目漱石 こゝろ 2011-04-06 18:21:25 | 文学 こころ (新潮文庫)夏目 漱石新潮社 夏目漱石の「こゝろ」は高校の教科書で馴染みが深い。 叔父に育てられた「先生」は両親の遺産を不正に使われていることを知りショックを受ける。 けれど下宿のお嬢さんを想う彼は友人Kの心情を知りつつも出し抜いてお嬢さんと結婚してしまう。 友情と恋愛の狭間で苦悶しつつも、結局友人を裏切ってしまう自分を叔父の不正と重ねて自分自身に失望してしまうのだ。 漱石の作品の中で「それから」と共に大好きな作品である。
自粛とは? 今我々が為すべきことは 2011-04-06 16:42:03 | Weblog 今ごろ昨日の献立を言うのもなんだが・・・ 豚の角煮と煮卵 秋刀魚の煮付け ありきたりの食事を家族揃って食べることができる幸せを思う。 岩手で南部美人を作っている酒蔵が、自粛も度が超すと経済が滞ると訴える。 是非東北のものを一つだけでも買ってほしいと声高に語っていた。 宮城の秋保温泉郷の旅館は、風評被害も加わって軒並みキャンセルの憂き目にあっているらしい。 このままでは多くの旅館が倒産してしまう危険性がある。 被災者の心情を慮って浮かれず、電気や燃料を無駄遣いしないことはとても大事だ。 けれど継続的に被災者に義援金を送るためにも経済の活性化は必要だろう。 花見や祭りを自粛し続けることは被災者にとっても本意ではないだろう。 被災者が元気に復旧、復興、復活するため ともに元気なニッポンを築き上げるためにも普段の生活を心がけるべきだと思う。