何年前の園遊会だったろうか、記憶に定かではないが、ある女性が天皇、皇后陛下にお褒めの言葉を頂き、とても恐縮していた。
その女性が誰だか忘れてしまったが、とても奥ゆかしい謙虚な方だった気がする。
そして返事の中に「面映い(おもはゆい)」という言葉を無理なく使っていた。
面は顔のこと。
映いは照り輝き眩しいこと。
よって相手と顔を合わせるとまぶしく感じることから、「きまりが悪い」、「照れくさい」という意味になった。
類語に「まばゆい」があるが、「目映い」と表記する。
「まぶしい」、「きらびやかで美しい」という意味のほかに、「恥ずかしい」、「照れくさい」という意味もあるのだ。
「くすぐったい」と同義語に、「こそばゆい」がある。
これも「くすぐったい」のほかに、実力以上に評価されて、「きまりが悪い」という意味がある。
けれどこの言葉は、「こそ+映い」ではなく、「こそばゆい」で一つの単語なのだろうか。
山形では方言でくすぐったいことを「こちょみたい」と言う。
閑話休題(それはさておき)、会話の中で、「チョーハズい」とか言わずに、「面映いことでございます」とか言えば、相手の見る目も違ってくるのでは・・・
その女性が誰だか忘れてしまったが、とても奥ゆかしい謙虚な方だった気がする。
そして返事の中に「面映い(おもはゆい)」という言葉を無理なく使っていた。
面は顔のこと。
映いは照り輝き眩しいこと。
よって相手と顔を合わせるとまぶしく感じることから、「きまりが悪い」、「照れくさい」という意味になった。
類語に「まばゆい」があるが、「目映い」と表記する。
「まぶしい」、「きらびやかで美しい」という意味のほかに、「恥ずかしい」、「照れくさい」という意味もあるのだ。
「くすぐったい」と同義語に、「こそばゆい」がある。
これも「くすぐったい」のほかに、実力以上に評価されて、「きまりが悪い」という意味がある。
けれどこの言葉は、「こそ+映い」ではなく、「こそばゆい」で一つの単語なのだろうか。
山形では方言でくすぐったいことを「こちょみたい」と言う。
閑話休題(それはさておき)、会話の中で、「チョーハズい」とか言わずに、「面映いことでございます」とか言えば、相手の見る目も違ってくるのでは・・・