この数ヶ月、出不精になったかと思われる日々であった。
おとといの日曜日。
10:00、施設管理組合のかかわりもあり、この住宅地の自治会の定期総会に
出席する。議事進行中は、懸案事項もあり、当初そしらぬ顔を決め込んでいたのだ
が、やはりそうもいかず、再三にわたり発言をする。この地域を取り巻く地元の情
勢と対応策を主に話した。しかし,終わってみれば今回の総会は準備不足をまぬが
れないだろう。しかも困ったことに、わたしの面が割れてしまったことだ(?)。
12:20、車で‘幕張メッセ’に向かう。コンビニのパンとおにぎりを食べな
がら運転をする。朝方、思い出してインターネットで<日本ガーデン&フラワーシ
ョウ>の開催期日をチェックしていたのだ。はなやかな草花群の息吹・ディスプレ
イと最新の技術・デザイン情報を見るためだ。急いているのだ。
広大な駐車場に着き入口がわからず、30分ほど周辺をウロウロ。隣接している
警察の機動隊基地で立哨中の隊員に聞く。気の良さそうな色白の若いおにいさんの
説明を聞いてもわからず仕舞い。
年のせいかと憂鬱になりあきらめようかと思っていたが、なんなく、見つかり車
を止めることができた。
14時近くに到着する。小走りに会場内を見てまわる。造園会社・デザイン関係
の展示ブースがなく、がっかり至極。なじみの顔ぶれもいない。どうも、全体的に
今年も低調のようだ。会場を出る間際にわが家へのお土産として、珍しい丹波の黒
豆入り葛餅(4個1パック.¥600)を買う。
早く自宅へ帰ろうとしていたが、一度は見ようと思っていた‘千葉市花の美術
館’へ寄ろうと決めた。人工的とも言える整然と区画どおりに整備された稲毛海浜
公園に沿い直線道路を走る。そのような殺風景な光景がつづく中、美術館に15時
頃入る。
外観はコンパクトで瀟洒なデザインではあるが、建築物としては、熱帯温室・ア
トリウム・展示・学習スペースと打放しコンクリートの配置・構造は、施工会社に
とっては大変だったであろう。不思議なことに、入館客としては迷路の中をいつの
間にか歩かせられた気分になる。
この場合しばしば問題視される博物館運営についてだが、その後の社会教育活動
は充実しているように見受けた。
さてさて、平成8年のオープンか、その頃わたしは何をしていたんだろう。
17:30過ぎに帰宅。