写真に見る、これが繁殖用の今年のギボウシの種子です。自然交配(交雑)ということになるらしい。これを、この春が来たら種まきをする予定である。
今年で採種は3回目になり、わたしにとって、分かってきたのは原種のみは発芽し伸びても子株は親の形態を残していて安定しているということ。したがって、一昨年のパトリオットや今年の寒河江、徳玉などはがっかりである。葉色が完璧に斑抜けになり全面が青葉状になるので今後は播くつもりはない。
やってみて、遺伝的に当り前と言えば当たり前の結果に気づいたことである。
原種は ムラサキカンザシギボウシ ・ハチジョウギボウシ ・セトウチギボウシ ・イワギボウシ ・タチギボウシ、園芸品種は カピタン ・ヤエノタマノカンザシ、不明は K?の合計8種である。
非常に地味な作業だが、大量にギボウシ苗を増やすのにはこの方法がよい。育成期間としては、成苗になるまでには2ないし3年はかかる見込みである。
わたしはここで、引き続き、情報を私有化せず、今後も栽培の実作者としての技術的な知見、ノウハウを踏まえて公表していく予定です。
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