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ここでは、昨春6月のアップに続いて、奇妙な樹木であるヤドリギ(寄生木)の画像を掲載する。 この樹木はわたしにとって、昔、香川県の栗林公園では林の幹にとりつく納豆の糸かよだれ状の形容しがたいが羽衣に似た地衣類(名前を度忘れしたが・・・⇒サルオガセ・猿尾枷か)とか、小さいころに田舎で身近に見た山の潅木の中のネナシカズラのように、ともに不思議な植物である。
※サルオガセ: 子嚢菌門 チャシブゴケ菌綱 チャシブゴケ目 ウメノキゴケ科 サルオガセ属
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ここは、数十年前に古墳が発掘されてそれをマウンド状に整備された近隣公園、その残されたエノキの巨木の上部にヤドリギが2か所寄生している。エノキは宿主になる。
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なかなかこんなふうに葉が落ちていないとヤドリギは全容を目視出来ない。ヤドリギは日本では存在が珍しいものでもそれだけのものであるのだが、この枝葉はヨーロッパなどではキリスト教信仰の生活や文化の面ではおめでたい伝統の風習にされているらしい。いわゆる、縁起木である。
硬質ゴムのような感触で緑いろの枝や葉、常緑樹、黄金色・赤色の果実を付ける。そこを狙って北から越冬しに来るユニークな頭部をもつ、キレンジャクやヒレンジャクが好んで集まる。
野鳥たちは、きわどいことに、その食べた果実の種子を樹木の樹幹に落とし発芽させていく。地上部では芽が出ないようだし、恐るべき生き残り戦略というほかはない。
この植物は高木の樹上にしか寄生しない。
この樹木については次のサイトが詳しい、研究心旺盛な方のようで敬意を表したい。
ヤドリギの果実
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