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大東亜戦争(太平洋戦争)のことを書く。
わたしは数年来、書籍では文学者のいわゆる戦記物、それから軍体験のルポルタージュや記録物を読んできた。それにくわえ、わがPCで簡単にDVDが見られるようになって、出回り始めたアメリカの実写記録やプロパガンダ映画を編集しているDVDの安価なものを収集し見てきた。
今回はTVなどで大々的に宣伝していたある通販会社の 「太平洋戦争」全10巻を入手。1巻あたり60分前後の収録時間だ。完払いまでは分割払いで二年かかる勘定だ。
戦後生まれのわたしでも、第二次世界大戦のことには興味がある。ここで、まとまらないままに各戦役を羅列する。わたしたちのかなしい経験である個々の戦役の分析は、いつの日にかおこないたいものだ。わたしたちの親たちが悲惨過ぎて口にできず胸奥にしまっていたもの、それに戦友として海外に遺骨として残されていること。陸海軍官僚の思い上がった戦争指導方針、それに新聞報道に見られるマスコミの犯した犯罪。などなど、悲痛な思いとともに振り返りたい。
戦役としては時系列に見ていくと、ノモンハン事件 盧溝橋 ハワイ真珠湾攻撃 マレー半島進攻 ミッドウェー海戦 アッツ島玉砕 ニューギニア ソロモン諸島のガダルカナル ラバウル ポートモレスビー攻撃 インパール作戦 ギルバート諸島のマキン、タラワ玉砕 マーシャル諸島 トラック諸島 マリアナ沖海戦 サイパン グアム フィリピン海戦、レイテ沖 硫黄島 沖縄本島 であろうか。
大東亜共栄圏 絶対国防圏 「ろ号」作戦 「捷一号」作戦
シベリア抑留 米軍の日本占領政策 終戦ではなく敗戦ということ
特に分析した内容の本としては、以下の2冊、どちらも同じ防衛大の教授他6氏によって討議の末にまとめられたものである。特筆すべき内容だ。
「失敗の本質」--日本軍の組織論研究 中公文庫
「戦略の本質」--歴史に学ぶ逆転のリーダーシップ 日経ビジネス人文庫
この戦争で日本は昭和16年から3年半で死者数では300万人とされる。
歴史というものは、ものごとを国の内外における死者数の多い少ないで見るとよくわかる。民主集中制を標榜する中国の文化大革命は1966年から10年で3000万人が殺されたりして死んでいる。言わば内乱の時代だ。日本の時代は70年安保である。
このころはわたしも人民服を模し好んで菜っ葉服を来ていて、「人民中国」を定期購読し赤い手帳「毛沢東語録」を入手し、若さをもてあそぶ変な時代であった。
ところで、最近の中国は第二次世界大戦前の日本や欧米列強のように帝国主義国家になっている。無分別な膨張主義の根っこにあるのは野蛮な中華思想だ。国内感覚イコール国際感覚だとする野放図なお国柄。民主主義などは無縁な国。なんだか悪い意味で、遅れてきた国という感じだ。
もうひとつあげると、北朝鮮ではここ最近の餓死者数が200万人にのぼるとされている。どちらの国も恥ずべき国情として一般に公開していないが、その真実は漏れてくる情報によって時系列的に明らかである。国際間の現実感覚よりもイデオロギーをかさぶたを重要視するごとくに時の政治担当者が歴史的事実をつくりかえている。「歴史認識」という得手勝手なデマゴーグをまき散らす。すべからく他者を攻撃することのみ、無自覚な自分自身のみを良しとし、国民として国民たらしめているアイデンティティをつかめずにいる人たち。共産党独裁ならではというこのような全体主義国家は、隣国として大変つき合いづらい。
いづれにしても、国民を公開銃殺したり、平気で死なせたり飢えさせる国家は最低である。
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