うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

タラの芽の栽培

2023年05月01日 00時12分27秒 | ガーデニング・庭づくり
ここでは、タラの芽の栽培について触れる。ある日、勤務する事務所の連中がタラの芽の天ぷらの美味しさをあまりにも言い募るので、今年の3月17日に新芽が展開する前の枝のみと、根付きの株、根っこ部分を採取して事務所の花壇に生け込んだ。これはある無人駅の鉄道線路敷の掘込み式の土手に生えているものである。 
 枝のみの場合は50㎝から1mの長さの10数本を水を入れたバケツに浸し日向においたもの。根付きの株は通常通り植えて、根っこ部分のみは鉛筆の半分ぐらいの太さで15㎝内外の長さで土の中に水平に並べて活け込むことになるのだが(植物生理上では、盆栽の世界での筏吹き仕立てと同じ発芽発根のメカニズムである。)、一般的にこれは根挿しと言われる。以上の3通りのパターンだ。
 3月27日には枝のみの場合は新芽が枝の先端と次に順序良く下の芽が開くのを確認した。同じく植えた根付きの株もOKである。根挿しはほかの栽培の為に土をいじったので場所を植え替えたが、4月28日の画像では根挿しでも新たな株が伸びているのが確認出来るから発根もほぼ同時におこなわれている筈である。
 わたしはこの作業を軽い気持ちで面白がってやってみた。一回目の収穫時に料理好きの男性に提供した。これは天然物でおいしかったらしい。しかしこの作業では、手袋をはめ、慣れているわたしでも指や手の甲には鋭いトゲで少し血だらけになった。初心者は怪我をするかも?、実際、トゲの凄さはバラどころではないのだ。
         
         
         
         
         
         
         

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