・菊の香や垣の裾にも貴船菊 水原秋桜子
・桔梗やおのれ惜しめといふことぞ 森 澄雄
※貴船菊=秋明菊(×:名→明)
めっきり寒くなり陽気は秋冷に至る。
そぞろに、しかもしっかり背中の方から秋が近づいてくる。
これは、珍しく、写真の題材として庭先のテラスで両者の接近風景をとらえたシーンだ。
この頃季節がポキポキと移り変わる感じだ。
この感じは、たとえば、若い時にはバロック音楽、イ・ムジチの ヴィヴァルディの“夏の嵐”、それに合奏曲 “四季”の第三楽章を よく聴いたものだが、アレに似ている。
わたしにはあのクレッシェンドの曲の旋律が似合う年代なのだが、
しかし、今は何処にありや。
以上、妄言を連ねた。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます