昨日の事。公私ともうまく事が進まず、仕事の途につく。バスに乗り駅で電車を待つ狭間に矢継ぎ早に浮かんできた文字を野帳に書きとめる。なんだか、植物の季語が多すぎるなあ。
・桐の花 翩翻とひるがえる 五月雲り
・つばくろに さんざめきしあと 桜花
・浅き朝 山法師咲きて あで姿
・うなだれて ふと手を添えし 虞美人草
・目白来て たまさか微動す 柿若葉
おにぎりを喰い、昼休み。事務所前で一服。通り過ぎる女子高生達の語らいを聞くともなく聞く。
・加齢臭と 高らかな会話 欅並木
・桐の花 翩翻とひるがえる 五月雲り
・つばくろに さんざめきしあと 桜花
・浅き朝 山法師咲きて あで姿
・うなだれて ふと手を添えし 虞美人草
・目白来て たまさか微動す 柿若葉
おにぎりを喰い、昼休み。事務所前で一服。通り過ぎる女子高生達の語らいを聞くともなく聞く。
・加齢臭と 高らかな会話 欅並木
造園設計を生業にし始めた頃に、通常、図面と写真でプレゼンをするわけですが、あるときそれでも顧客に伝わらないことに気づき、文章表現にも力点を置くようになりました。それも概念、観念用語ではなくわかりやすくごまかしのない具体的な文です。そのため、わたしオリジナルの用語集を作成したりしました。結構大変なのですが、その際、若年のころの文学好きの経験が役に立っていました。
文章の書きわけも、
・仕事上、業務上のもの
・技術的な記述
・それ以外のもの(文学も入りますが日常的な文章)
の三つの文体を心がけてきましたが、果たしてどうか。
ですが、実際は観察力も大事なようです。
妙なリアクションのコメントで失礼。すーさんの場合はどうですか。
ではでは、どうも。