10月23日から、奈良に行ってきた。福岡ICを早暁の4時過ぎに通過、新名神の高槻ICを降りて大阪の待合せのスーパーには丁度正午に着く。所要時間は片道8時間、給油は2回をいれてSAには4か所休憩しただろうか。往復の走行距離は1,400kmだからわが実家のある千葉までの距離に相当する。
今回の旅は、昨年の6月の日本樹木医会奈良大会時に個人的に計画をしていたが、お定まりのコロナ禍で開催が流れた。
以下は、文章のあいだに画像をはめ込んでズラズラと並べていく。
大阪の枚方で半世紀以上付き合いのある旧友と落ち合い、早速ナビ入力にてまずは京都府木津市内 浄瑠璃寺 へ向かう。
ついで、茶道は石心流だが 慈光院 の日本庭園を見る。なるほど、奈良には 「倭は 国のまほろば たたなづく 青垣 山隠れる 倭しうるはし」(古事記)、か。夕暮れて天理の安宿に向かっていく。この日、昼食も忘れて車内では雑談や近況話に盛り上がっていく。
翌日、どこへ行っても朝の早いわたしは宿を出て、広大な近鉄/JR天理駅周辺を放浪する。ここは清潔な街並みか、社会的なエチケットが守られていて犯罪が少ない町だろう。さすがに天理教の宗都、宿泊施設、祈祷所とかの集会目的の建築物が多い。次に近鉄桜井駅で中学時代の女子同級生を拾う。本人は一日同行される由、会うのは一昨年の神奈川県の箱根での古希祝いの同窓会以来である。御年70の三人組である。彼女は京言葉の中に東北訛りのイントネーションを感じる。ちなみに、大阪の友人はバリバリの関西弁だ。そしてわたしは擬似標準語になる。
まず、 聖林寺 では本堂が修繕中で 十一面観音は 非公開であった。小さな寺だが、中に入らず外観を眺めただけで終わる、わたしはもどかしい思いであり残念至極である。ポスターを見るとこの6月から東京国立博物館にて展示されていたのだ。そこで、同行者の意見で近くの 談山神社 に寄る。
それではと、早い旅の展開だが、小都市と田園地帯、田舎ふうの大和路を 室生寺 に車は向かって走る。
室生寺は25年ぶりか、砂利敷きの駐車場についてかつての光景を思い出してくる。わたしは、五重塔と仏像に会いに来たのだ。あの時は京都の天龍寺などを廻り翌日近鉄電車を乗り継いできた。取引先の藤沢の造園業者二人と来たのだ、なんだかあの頃は生きて仕事をしていても意気揚々としていたなあ。ということは、わたしが45歳になるか・・・・・。
しかし、肝腎の仏像は宝物館という新築した新館に収められていてわたしとして少々気落ちする状況であった。
なんだか妙にそそくさとした気分で、前回同様に入口にある室生川沿いの橋本屋旅館できつねうどんなどを食べて打ち上げとなった。
次にカエデやモミジファンにとってマニアックな植物園に寄った。 奈良カエデの郷ひらら 、ここは宇陀市内で廃校になった小学校でそこを会場にしている。
コレクターの矢野正善氏は80代半ばと思われるが、園内で話を伺うことが出来た。
赤葉実生
台湾産イタヤカエデ
今回の旅は、昨年の6月の日本樹木医会奈良大会時に個人的に計画をしていたが、お定まりのコロナ禍で開催が流れた。
以下は、文章のあいだに画像をはめ込んでズラズラと並べていく。
大阪の枚方で半世紀以上付き合いのある旧友と落ち合い、早速ナビ入力にてまずは京都府木津市内 浄瑠璃寺 へ向かう。
ついで、茶道は石心流だが 慈光院 の日本庭園を見る。なるほど、奈良には 「倭は 国のまほろば たたなづく 青垣 山隠れる 倭しうるはし」(古事記)、か。夕暮れて天理の安宿に向かっていく。この日、昼食も忘れて車内では雑談や近況話に盛り上がっていく。
翌日、どこへ行っても朝の早いわたしは宿を出て、広大な近鉄/JR天理駅周辺を放浪する。ここは清潔な街並みか、社会的なエチケットが守られていて犯罪が少ない町だろう。さすがに天理教の宗都、宿泊施設、祈祷所とかの集会目的の建築物が多い。次に近鉄桜井駅で中学時代の女子同級生を拾う。本人は一日同行される由、会うのは一昨年の神奈川県の箱根での古希祝いの同窓会以来である。御年70の三人組である。彼女は京言葉の中に東北訛りのイントネーションを感じる。ちなみに、大阪の友人はバリバリの関西弁だ。そしてわたしは擬似標準語になる。
まず、 聖林寺 では本堂が修繕中で 十一面観音は 非公開であった。小さな寺だが、中に入らず外観を眺めただけで終わる、わたしはもどかしい思いであり残念至極である。ポスターを見るとこの6月から東京国立博物館にて展示されていたのだ。そこで、同行者の意見で近くの 談山神社 に寄る。
それではと、早い旅の展開だが、小都市と田園地帯、田舎ふうの大和路を 室生寺 に車は向かって走る。
室生寺は25年ぶりか、砂利敷きの駐車場についてかつての光景を思い出してくる。わたしは、五重塔と仏像に会いに来たのだ。あの時は京都の天龍寺などを廻り翌日近鉄電車を乗り継いできた。取引先の藤沢の造園業者二人と来たのだ、なんだかあの頃は生きて仕事をしていても意気揚々としていたなあ。ということは、わたしが45歳になるか・・・・・。
しかし、肝腎の仏像は宝物館という新築した新館に収められていてわたしとして少々気落ちする状況であった。
なんだか妙にそそくさとした気分で、前回同様に入口にある室生川沿いの橋本屋旅館できつねうどんなどを食べて打ち上げとなった。
次にカエデやモミジファンにとってマニアックな植物園に寄った。 奈良カエデの郷ひらら 、ここは宇陀市内で廃校になった小学校でそこを会場にしている。
コレクターの矢野正善氏は80代半ばと思われるが、園内で話を伺うことが出来た。
赤葉実生
台湾産イタヤカエデ
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