うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

エゴマかな?、懐かしい植物

2010年08月27日 03時51分43秒 | ガーデニング・庭づくり
日中の暑さに比べて、日が暮れると、涼しくなってきた。
 先日都内、JR浜松町駅近くの一本入った通りを足早に歩いていた。わたしはちょっとした用事を済ませ、おおっここは港区!、気づくと今でもハナミズキの街路樹が植わっていたのだ。ハナミズキは港区の指定樹木。最近植えかえたばかりか、樹高と樹形がそろっており、歩きながらハナミズキの植樹枡をみていくと、低木のようにあるみどり一色の草花が割とびっしり育っている。草丈は50.0cmもありそうだ。ここで、今夏の高温と無降雨で公共の緑地は枯れが目だっているなかにけなげに頑張っているのだ。
 何だろう、シソに似ていて触ると香りのよい植物だ、いつもの悪い癖で、よしっもいでいって挿し木しようと持ち帰った。

 帰宅後、水の入ったコップへ入れておくと、数時間しおれていたこの草花はたちまちよみがえった。
 インターネットの文字入力検索で、‘シソ 園芸植物’と打ち込んであちこち調べると、しばらくして、 「エゴマ」であるらしいことが判明した。シソ科のシソ属。
 作物として栄養価の高い植物であるらしい。種子は菜種と同じくらいの大きさだ。生活上、食材として種子を利用するのだがほかにもいろんなはたらきが期待できる植物のようだ。
 そうか、故郷ではあの当時ありふれていたもので田畑の隅によく生えていたものだ。地方の名称で‘じゅうねん’と言っていたかな。しかし、なぜ、こんな都市のど真ん中にあるのだろう。劣悪な生育環境。地味な植物の一年草、細かい白い花もそれほどでもない。春先に種を播いたのは確かだが、雑草除けか、どんな効果を狙ったのだろう。それとも、これはたわむれか。
 殖やすには季節的に無理か。当面、水挿しで発根するかどうかを見ていくことにする。
 近頃、郷愁とないまぜに田舎の幼少期を思い出すことが多い。ぜひとも、来期はゴマとともに種を入手して育ててみたいものだ。
 
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