東京は大都会なのは間違いないが、人口がざっと1200万人。地震があったばっかりだが、インドネシアのジャカルタもだいたいそれくらい。意外なように思えるけども、事実である。
そのジャカルタ。自分自身もジャカルタに訪れる前は、ジャングルというイメージだったが、実際は全く違う大都会。街並みは道路も幅が広く、高層ビルも広々としてアメリカのような感じだった。そこで人口を聞いて再び驚いた、1200万人?え?大阪よりも多いの?東京並?ジャカルタの中心街を歩いてもそんなに人がいるように思えなかったからだ。土地の広さに錯覚したのかもしれない。
一方東京は、やはり建物の密度が高い。非常に高い。特に都心、副都心、新都心と呼ばれている地域、大手町界隈、池袋、新宿、最近では品川、そして汐留近辺などは新たな都市開発も順調に進んでいてよけいにそう思える。
しかしである、一方いわゆるそういう開発対象以外の地区には結構緑が多いのだ。明らかに大阪よりも緑は多いという印象だ。
代表的なのが、上野公園、新宿御苑、代々木公園、神宮の森、いやいや結構いろいろあるものだ。その上野公園に最近でかけてきたが、広いこともあり大勢の人が安あがりな休日を過ごしていた。かといってごみごみしている印象はない。
大道芸あり、出店あり、そして美術館や博物館あり。丸一日をゆっくり過ごせる。東京は大都会というイメージしかなかったが、こうやってちょっとゆっくりと時間が流れているところもあるのだと再発見した。
近所の小さな緑を見るこころの余裕を感じることができた一日だった。
▲上野といえば西郷さん
▲野口英世博士の像もある
▲汗だくでみんなを楽しませてくれた大道芸のお兄さん