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どういう神経してんだ?

2007-06-10 01:11:08 | 
 福岡市職員の飲酒運転による追突事故で、RV車に乗っていた家族が川に投げ出されて子どもが死亡した事故があったこをと覚えておられる方も多いだろう。

 そもそも、飲酒運転による事故が多発している最中での話。事故後に逃走したというのもひどい話。

 当時の新聞記事では、「車に気付かなかった」とある。

 ところが、今日のニュースによると弁護側は飲酒の影響はなく危険運転致死傷罪を否定。事故の原因を「同乗者との会話や景色に気を取られて脇見をし、被害者の車が急ブレーキをかけたため」と言っているらしい。つまり「正常な運転が困難な状態ではなかった」「RVが急ブレーキをかけた」ということらしい。


 目を疑う記事である。


 子どもを失った両親の心を抉るようなことを言わなければならない弁護士も因果な商売だが、これって、そういう問題か?


 飲酒したのも事実、過去に「気づかなかった」と言ったことも事実、逃げたのも事実。


 80キロぐらい出していたとは事故当時の本人の弁らしいが、その場合、いきなり何かが飛び出しても80~100Mの車間距離があれば安全に停車できる。弁護側の主張は、RV車がいきなり止ったか相当ゆっくり走っていたとのこと。(この言い分も怪しいな。)

 時速50KMの道路で、本当にいきなり止るにしても絶対に制動距離が20~30Mは必要な筈だから、突然RV車が壁のように表れたような止まり方は出来ない。もしそう認識したなら「泥酔状態」か「眠っていた」か、異常な程の車間距離の詰め方のどれかしかない。

 異常な程の車間距離の詰め方だとしたら、事故後の「気づかなかった」は嘘である。追突されたRV車が仮に殆ど止っているような速度(時速20km)で走っていたとしたら、これまた停止している場合と違って、追突されればそのショックは車の移動でかなり吸収される。そうすればさらに、どうやって家族が放り出せるような追突ができるのだ?という疑問が湧く。

 裁判で事実があきらかになればいいが、この弁護側の主張は、仕事とはいえ、腹が立った。 

「子どもの命を奪っておいて!」という遺族の声が聞こえてきそうだ。

 こんなことが自分の身に起ったら絶対に正気では居られない。

証明してみせろ!というだろうな。物理的な実験実証をやらないと行けないな。遺された家族も辛いだろうけどもね。

 

コメント
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