18年にもなりますか

感じた事、出来事、いろんなこと書き綴ってます。

速いパソコン

2007-06-15 23:06:35 | パソコン・インターネット
 @ITのニュースによると、パソコンユーザーの8割がPCの利用時にストレスを感じていて、66%のユーザーがパソコンの動作が重いと回答しているのだそうだ。

 年々CPUのスピードが上がるのに、速くなったと感じるのは最初の1~2週間。あとはストレスとの戦いになる。

 1年前のパソコンよりもずっと速くなっている筈の最新パソコンがなぜ重いのか?そんなの簡単。だってパソコンが速くなる以上にOSやソフトが巨大化したり、たくさんの処理をするようになっているからだ。

 しかも、ソフトが巨大化するのと比例して、扱うデータも巨大化しているからだ。

 つまりこういう式が常に成立しているのだ。


 CPUの性能<OSの機能+ソフトの機能×データの大きさ+必須ソフトの増加

パソコンでやりたいことの複雑化、高度化を支えるのがCPUの高速化という簡単な図式ではなく、やりたいことの複雑化や高度化を支えるのは、ソフトの高性能化とデータの巨大化が前提なのだ。

 だからいつまで経ってもこの図式はなくならない。多くの人が勘違いさせられているのは、今のパソコンが遅いなら速いパソコンを買うことで解決できるという点だ。実際は、パソコンが速くなったら、やりたいことが増えるのだ。OSやソフトがどんどん高度化して速くなったパソコンを遅くして使っているのだ。

 パソコンを速くしたいのなら、シンプルに徹するのが一番だ。つまり目的によってはWindowsを使わずDOSやWindowsよりも軽いOSを使う。

 かなり前にも書いたが、今使っているノートパソコンはデュアルブートで、Windowsと超漢字を入れて使っている。

 超漢字はTRONベースのパソコンOSで、選択した理由は、起動と遮断の速さだ。電源を入れてOSを選択してから約10秒~15秒で立ち上がる。もちろんレジュームからの復帰ではない。遮断も電源オフボタンを押してから5秒から8秒でOK。しかも動作は軽い。

 難点は、当然マイクロソフトオフィスなどは使えない点だが、そういうソフトを使うときはじっくりゆっくり使っている時だからそんなの気にしない。インターネットにももちろん繋がるし、電子メールだって利用できる、標準ブラウザでは、簡単なサイトしか見られないが、Mozillaブラウザが用意されているのでそれを使うことで対応できる。

 自分では、長文を書くときや、小説を書くときなどに使っている。縦書き横書き問題無く使えて、しかもシンプルでシックな画面だから何となく落ち着く。MicrosoftWordのようなストレスのある動きは無い。漢字変換も問題ない。文章を書くときに大変重宝している。

 しかも単なるデュアルブートではなく、超漢字のディスクエリアをWindowsXPからアクセス出来るようにしているから、超漢字環境で作った文章をWindows起動時にもアクセスできるから便利便利。


▲WindowsXPのマイコンピュータからちゃんとF:DOS(FAT16)ドライブが見えるでしょ?

 超漢字なんて、超マイナー&マニアなOSだから、動画編集ソフトやインターネットから無料ダウンロードなどの恩恵には預かることはできない。そういうことをするときはWindowsXPでやればいい。

 文章を書いたりするだけなのに、常にWindowsのような重いOSを立ち上げなければならないのはストレス! そう感じている多くの方々にはデュアルOS環境をお勧めする。

 あ、もちろん自力または知り合いに出来る人が居る方限定です。