自然ウオッチングセンタースタッフのブログ

北海道札幌で、自然観察や環境教育を通し、自然とのふれあいを進め、自然への理解を深める活動を行っている団体です。

標津町ポー川史跡自然公園~森の様子と生き物の痕跡~

2016年03月16日 | 自然
先週行ってきた。道東標津町のポー川史跡自然公園。
ポー川史跡自然公園は、自然ウオッチングセンターで長年、夏期解説員(自然ガイド)として関わってきた公園です。ココ3年間は、標津湿原保全のための鳥類調査を行うために通っていました。
冬の様子を紹介します。第二弾です。

ポー川公園は、標津湿原だけでなく、史跡のカリカリウス遺跡がある森も素敵です。

点々と立派な巨木が残って、行く度に会いに行きたくなります。

今回は、森の奥へは行けませんでしたが、

擦文時代の復元竪穴住居まで行ってきました。
冬は、扉がしまっていました。夏はヒカリゴケが見られます。

生き物痕跡シリーズ♪
森も、湿原も、動物たちの足跡はたくさんありました。

一番多いのはキツネの足跡。
雪の上を悠々と歩く姿が見られました。沈むこと無く軽やかに歩くキツネをうらやましく思います。私も痩せたら沈まないかな?


湿原で、こんな堀跡も発見。

ひいてみると、こんな感じです。
カラスなどの鳥にしては、深くしっかり掘ってあるので、キツネかな?
ミズゴケの中に、何かいたのでしょうか??

湿原の真ん中にこんな落し物も^^

カラスが持ってきたのだと思います。
夏も良く湿原の木道にカニの足が落ちていたりしました。

野鳥にはあまり出会えませんでしたが、
オジロワシとオオワシは良く飛んでます。

湿原の上を飛ぶオジロワシ


近くの街灯に止まったオオワシ

今回、他の野鳥は、シジュウカラ、エナガ、ハシブトガラ、ゴジュウカラなどカラ類とハシブトガラス、ハシボソガラスにしか会えませんでした。ポー川公園の冬鳥はまだまだ出会えていないものが多そうです。

もっと近かったら、いっぱい行きたいです~。
みなさんも、道東に行った際は、ポー川史跡自然公園、歩いてみてくださいね。

K

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