自然ウオッチングセンタースタッフのブログ

北海道札幌で、自然観察や環境教育を通し、自然とのふれあいを進め、自然への理解を深める活動を行っている団体です。

冬の自然観察のすすめ~樹木ウオッチング~

2016年02月10日 | 自然
今日は久しぶりに吹雪でしたね。風があると吹き溜まりができて嫌です。
冬の自然観察の楽しみ紹介。第二弾です。

樹木に注目してみましょう。
冬の樹木の観察ポイントもいろいろありますが、
冬は、葉っぱが落ちているので、樹皮や樹木の形がよく見えます。ちょっと地味ですがそこに注目。

木の下に立って上を見上げると、素敵な姿がみられます。

樹皮も木の種類によって様々です。

この剥がれるような特徴的な樹皮は、「アサダ」の樹皮。

樹の幹を見るだけで、「アサダ」だとすぐにわかります。


こちらは、「ウダイカンバ」。
シラカンバは樹皮がもっと白いことが多く、枝先が細かく分かれるので枝先の様子でも区別できますね。
「ウダイカンバ」は、立派だな~と頼もしく思える木が多いです。


こちらは、「オオバボダイジュ」。
こういったスベスベの樹皮は、下から見上げると、キレイだな~と思います。
オオバボダイジュも太い部分は縦に割れる樹皮になります。よく似たシナノキは、細い時も縦に割れた樹皮です。

林の中の木はどれもみんな太陽の光を求めて真っ直ぐ伸びていますね。
いろいろな場所で見てみると、木々の枝の広げ方にも個性があることがわかります。
冬の森で、ひとつひとつの木の樹皮に触ってみたり、木を見上げて姿を見上げてみるのも面白いですよ。

おまけ

この季節、遠くからでもよく目立つのは、木の枝などに寄生する「ヤドリギ」。木の上に鳥の巣のような塊がたくさんみえるのがそうです。

近くで見れることは少ないですが、時々落ちているものを拾うこともあります。これは、「アカミヤドリギ」。
真っ赤な実がとてもキレイです。

さあ、冬の森へ出かけましょう♪

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