市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

二つの講演会から

2014-10-20 | イベント
新しい気付きや人との出会いって、本当に胸が高鳴るものですよね。
ありがたいことに、私は昨日から二日続けてそんな機会を持つことができたんです。

一つめは、昨日行われた「いちはら地域医療教室」。
5回シリーズ・2回目の今回は、
埼玉県幸手市で、商店街を活性化し地域コミュニティーの再生に取り組むNPO元気スタンド代表の小泉圭司さんと、
社会福祉法人JMA東埼玉総合病院在宅医療連携拠点事業推進室室長の中野智紀先生のお話でした。



住民の健康や暮らしの見守り・サポートを、医療や介護の専門機関ではなく地域コミュニティーが主体となって取り組みます。
とにかく、柔軟な発想と行動力がすごいんです。「暮らしの保健室」「健康生活アセスメント調査」「住民主催の地域ケア会議」などなど、参考にしたい事例が盛りだくさんでした。


もう一つは、市内の保育関係者による勉強会。
講師は、社会福祉法人同志舎共励保育園理事長の長田安司先生です。



著書「『便利な』保育園が奪う 本当はもっと大切なもの」が話題を呼び、数多くのマスコミで取り上げられています。

「保育園が家庭の役割を代替すればするほど、家庭は本来持たなくてはならない力を失っていく」という保育園のパラドックス
利用者本位のサービス提供を追い求める一方で、最も大切にしなければならない「子どもの最善の利益」が置き去りにされていることに気付き、愕然としました。

地域包括ケア保育。分野は違いますが、どちらの講演も私のこれまでの価値観が変わるほど影響を与えたことは間違いありません。
とてつもなく大きな課題ですが、市原市でどう取り組んでいくか、これから探っていきたいと思っています。

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