市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

「ぼんやり脳」のすすめ

2016-09-02 | くすり
いつものことですが、
本会議の一般質問のための原稿作成作業は、かなり苦しい。
言いたいことははっきりしていても、もともと言葉に敏感なタイプではないので、「最適な一言」を探すのに一苦労。
ウンウンうなりながら一日中PCの前に座っていても、数行しか進まないこともしょっ中です。

そんな矢先、ある機関誌で「ぼんやり脳」という記事が目に留まりました。

これは近年の大脳研究で明らかになったもので、「ぼんやりする時間を生活に取り入れると、思考力や判断力がアップする」というもの。
人間の脳が一日に消費するエネルギーのうち、細胞の維持活動に使われているのが20%で、残りの80%のうち5%は脳が意識的に活動しているときに消費されています。
じゃあ、残りの75%は?というと、なんとぼんやりしている時に、記憶や情報を整理したり、判断や認識をニュートラルに戻したりと、せっせと働いているのだそうです。
だから、一日に数回、数分でもいいので、ぼんやりした時間を作ることで、かえって作業効率が上がったり、アイディアが生まれやすくなる、とのこと。

そういえば私も、お風呂に入ってボンヤリしている時に限って、ポンッとひらめくことが多い!
(メモれないからそのまま忘れちゃうことも多いけれど(^^;)

例えば、家や仕事場の近くに自分だけの「ぼんやり隠れ家」を見つけておく、のんびり散歩をする、はがきのあて名書きなどの単純作業をする、など意識的に「ぼんやり脳」をつくる環境を設定するといいそうです。
「ぼんやり隠れ家」、いいですね。喫茶店とか、庭園とか、美術館とかでお気に入りが近くにあれば理想ですね~
これから私も意識的に「ぼんやり脳」を生活に取り入れたいと思います。


写真は、今夜開かれた市原市薬剤師会「在宅研究会」の様子。


主に、国のモデル事業「薬局ビジョン事業」などについて話し合いました。
薬剤師が薬局から飛び出して地域に出向き、介護を必要としない元気な高齢者を対象に、認知機能のチェック、かかりつけ薬局についての説明、服薬のアドバイスなどを行う事業です。
地域の健康サポートを担う医療従事者としての薬剤師の可能性が、どんどん広がりつつあることを感じています。

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