辰巳台地区の福祉関係者による合同研修会が、帝京平成大学千葉キャンパスで行われました。
毎年恒例のこの研修会も、回を重ねて28回目となります。
午前中は、市社協の平野事務局長の基調講演と2年前に開設した認知症カフェ「かさね」代表の高橋さんのお話。
午後は、地域の高齢者施設・学校・町会それぞれの立場からの実践発表と、四つのテーマの分科会。
丸一日びっしりのスケジュールでした。
皆さん本当に熱心に取り組まれていて毎回頭が下がるばかりなのですが、仲間でワイワイとボランティアを楽しんでらっしゃるという感じが、またいいんです。
そんなところが、辰巳台地区の強味なんだと思います。
午後の分科会では、私は『安心生活見守り支援事業のこれから』というテーマのグループに参加しました。
この事業は、市内のいくつかの地域ですでに取り組まれていますが、辰巳台地区では昨年11月に始まったばかりです。
75歳以上の高齢者で希望する方のお宅に、地域の「安心支援訪問員」が月1~2回程度訪問して様子を確認します。
現在、対象者約1400名のうち、訪問を希望するご高齢の方は138名。それに対し、訪問支援のボランティアを申し出た方は90名もいらっしゃるそうです。
もちろん、月1~2回ではフォローしきれないのでしょうが、この取り組みをきっかけにして、向こう三軒両隣の目配りや声掛けの意識が、地域で育つことが最終目標なんだと思います。
それから、辰巳台地区で今年1月に始めたばかりの取り組みが、福祉医療情報キット「みまもりくん」の配布です。
これについては、実は私も以前議会で取り上げたことがあるんです。
そのとき市の保健福祉課からいただいた「みまもりくん」の実物が、コレです。
卒業証書入れのような筒(100円ショップにある)の中に、緊急連絡先やかかりつけの医院、保険証番号、サービス事業署名などの福祉医療情報を書いた用紙を入れます。これを冷蔵庫の中に常時保管しておくのです。冷蔵庫の扉には、入っていることがすぐ確認できるようにシールを貼ります。
万が一のことがあって救急隊が駆けつけたとき、ここに書かれた情報を見ることで、スムーズに搬送できるというわけです。
ここで少し話は飛躍しますが、
在宅医療推進の流れに伴って、今後自宅やあるいは施設で療養し、最後を迎えるお年寄りは確実に増えていくでしょう。
八王子市で普及している医療情報キットには「もしものときに医師に伝えたいこと」という項目があって、以下のいずれかにチェックできるようになっています。
□できるだけ救命・延命をしてほしい
□苦痛を和らげる処置なら希望する
□なるべく自然な状態で見守ってほしい
□その他
このキットを用意することで、自身が(家族も含めて)どんな最期を迎えたいかを改めて考えるきっかけにもなります。
行政がここまで踏み込むのはとても珍しいのでしょうが、私はこれからこういうことがとても必要になってくると思います。
私がなぜここでこんなことを書いたかというと、ちょうど昨日、在宅医療に取り組んでいるあるドクターと懇談する機会があったからです。
そのドクターの訴えをぜひ多くの方に知っていただきたいのですが、長くなるので続きはまた明日に・・・(^.^)。
毎年恒例のこの研修会も、回を重ねて28回目となります。
午前中は、市社協の平野事務局長の基調講演と2年前に開設した認知症カフェ「かさね」代表の高橋さんのお話。
午後は、地域の高齢者施設・学校・町会それぞれの立場からの実践発表と、四つのテーマの分科会。
丸一日びっしりのスケジュールでした。
皆さん本当に熱心に取り組まれていて毎回頭が下がるばかりなのですが、仲間でワイワイとボランティアを楽しんでらっしゃるという感じが、またいいんです。
そんなところが、辰巳台地区の強味なんだと思います。
午後の分科会では、私は『安心生活見守り支援事業のこれから』というテーマのグループに参加しました。
この事業は、市内のいくつかの地域ですでに取り組まれていますが、辰巳台地区では昨年11月に始まったばかりです。
75歳以上の高齢者で希望する方のお宅に、地域の「安心支援訪問員」が月1~2回程度訪問して様子を確認します。
現在、対象者約1400名のうち、訪問を希望するご高齢の方は138名。それに対し、訪問支援のボランティアを申し出た方は90名もいらっしゃるそうです。
もちろん、月1~2回ではフォローしきれないのでしょうが、この取り組みをきっかけにして、向こう三軒両隣の目配りや声掛けの意識が、地域で育つことが最終目標なんだと思います。
それから、辰巳台地区で今年1月に始めたばかりの取り組みが、福祉医療情報キット「みまもりくん」の配布です。
これについては、実は私も以前議会で取り上げたことがあるんです。
そのとき市の保健福祉課からいただいた「みまもりくん」の実物が、コレです。
卒業証書入れのような筒(100円ショップにある)の中に、緊急連絡先やかかりつけの医院、保険証番号、サービス事業署名などの福祉医療情報を書いた用紙を入れます。これを冷蔵庫の中に常時保管しておくのです。冷蔵庫の扉には、入っていることがすぐ確認できるようにシールを貼ります。
万が一のことがあって救急隊が駆けつけたとき、ここに書かれた情報を見ることで、スムーズに搬送できるというわけです。
ここで少し話は飛躍しますが、
在宅医療推進の流れに伴って、今後自宅やあるいは施設で療養し、最後を迎えるお年寄りは確実に増えていくでしょう。
八王子市で普及している医療情報キットには「もしものときに医師に伝えたいこと」という項目があって、以下のいずれかにチェックできるようになっています。
□できるだけ救命・延命をしてほしい
□苦痛を和らげる処置なら希望する
□なるべく自然な状態で見守ってほしい
□その他
このキットを用意することで、自身が(家族も含めて)どんな最期を迎えたいかを改めて考えるきっかけにもなります。
行政がここまで踏み込むのはとても珍しいのでしょうが、私はこれからこういうことがとても必要になってくると思います。
私がなぜここでこんなことを書いたかというと、ちょうど昨日、在宅医療に取り組んでいるあるドクターと懇談する機会があったからです。
そのドクターの訴えをぜひ多くの方に知っていただきたいのですが、長くなるので続きはまた明日に・・・(^.^)。